●地域おこし協力隊員
・伊藤 飛鳥(いとう あすか)さん
美沢在住。
北広島市出身。子ども発達支援センター、アートギャラリーや児童館勤務の傍らイラストレーターとして活動を開始。4月5日北広島の地域おこし協力隊に着任した。
◆生まれ育った北広島の役に立ちたい
◇市内で2人目の地域おこし協力隊
北広島で2人目の地域おこし協力隊員として着任した伊藤飛鳥さん。総務省の支援のもと地方自治体が主体となり実施する制度で、一定期間地域に居住し地域おこしを行う。
東京で走るイラストレーターとして月間誌の連載やイラストエッセイ本を出版したが、いつかは生まれ育った北広島の役に立ちたいと漠然と考えていた。タイミングよく北広島で地域おこし協力隊の募集があったことから応募したのだそう。
◇趣味を生かした提案
4月に着任してから北広島について学んだり、イベントの手伝いなどを行ったりしてきた。他にも特技のイラストを生かしたパンフレット作製を行うなど、業務は多岐に渡っている。6月に開催したFビレッジハーフマラソンでは、自身もランニングが趣味でランナーの視点から、走った後に市内の温泉施設を特典付きで利用できる仕組みを提案した。「市外から来られた方が運動後にお風呂で疲れを癒し北広島の食材を使った料理を食べて、北広島の魅力を知ってもらえたら」という思いがあった。来年はより多くの方に周遊してもらえる企画ができたらと考えている。
◇幅広い分野で活動を
北広島で1人目の地域おこし協力隊員は観光に特化した活動を行っているが、伊藤さんには観光だけでなく幅広い分野での活躍が期待されている。「市内にはたくさんの資源があるので、多くの人にもっと知ってもらえるような橋渡し役ができたらと考えています」。
北海道ボールパークFビレッジを訪れた方が、市内の農場でトウモロコシを収穫したことが思い出になったという話を聞き、こういった体験を観光名所の一つとして紹介できるような仕組み作りをしたいそう。北広島は自然が豊かで交通の便もよく住みやすいまちだと話す伊藤さん。「スポーツやイベントを通して皆さんと交流しながら地域貢献をしていきたいです」と抱負を語ってくれた。
今後も自分だからできることで、生まれ育った北広島の役に立ちたいと意気込む伊藤さんの活躍に期待したい。
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