レシピ監修:「CHEF-1グランプリ」初代王者
下國伸シェフ
北海道町村会は、牛乳・乳製品の需要の低迷や中国による日本産水産物の輸入規制、さらには今夏の猛暑による生育不良などの影響を受けた道内の生産者を応援しています。
バターを作った後に残るスキムミルクや日本酒を造る際に残る酒かす、野菜の皮や切れ端で出汁を取るベジブロスを使ったスープに、ホタテを始めとする道産食材を活かした、下國伸シェフ考案のレシピ「Kasujiru2023」を是非ご家庭でお召し上がりください!
■材料(4人分)
○具材
・ホタテ…4個
・にんじん…60g
・玉ねぎ…100g
・ごぼう…60g
・椎茸…4個
・長ネギ…40g
・マッシュルーム…4個
・縮みほうれん草…40g
・炭焼き豚ホルモン…20g
○スープ
・水…360cc
・ホタテのヒモand生殖巣…4個
・野菜の皮や切れ端…120g
・にんにく…適量
・こめ油…適量
A
・スキムミルク…100g
・酒かす…2g
・みそ…12g
・醤油…6g
・みりん…10g
○薬味(味変)
・スキムミルク…20g
・白胡麻…20g
・乾燥のり…8g
・天かす…12g
・黒胡椒…適量
・甜菜糖…1.2g
■作り方
(1)スープのベースを作る。
ホタテの貝柱以外の部分を鍋に入れて水分がなくなるまで火にかける。水分がなくなったら
火を止めて野菜の皮、硬い部分を入れて水を加えて10分間沸騰させ煮出す。
(2)野菜をそれぞれ加熱する(野菜は切らずにまるごと入れるのがポイント)。
にんじん、玉ねぎは塩をしてラップに包み4分電子レンジで加熱する。
ごぼうはにんにくのみじん切りとこめ油を熱した鍋でゆっくりソテーする。
椎茸、長ネギは塩をしてフライパンで香ばしく焼く。
マッシュルーム、縮みほうれん草、ホルモンは煮込む段階で加える。
(3)ごぼうをソテーしている鍋に“(1)”を濾して加える。
スープの調味料 をダマにならないように濃しながらスープに溶かす。
それぞれ加熱した野菜を入れて10分間煮込む。
(4)ホタテを1分間だけ加熱して火を止めて冷やす。
(5)味変用の薬味を作る。フードプロセッサー(すり鉢でもOK)で材料を全て混ぜ合わせる。
(6)具材を取り出してそれぞれ食べやすく、見た目をキレイにカットして器に盛り付ける。
熱々のスープをかけて完成。
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