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自治体の皆さまへ

保健師の健康小話~予防は治療に勝る~

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北海道北竜町

■第43回
バランスのよい食事をするために~
フライパンひとつで作る献立(3)
(担当:栄養士 杉山恵理子)
この季節トマトや夏野菜が手に入りやすくなってきました。そこで、今月はトマトと夏野菜を使ったスープを紹介します。白だしを使って和風に仕上げてみました。温かいままでもおいしいのですが、夏に向けてひんやり冷たいスープも召し上がってみてはいかがでしょうか?
トマトにはリコピン(トマトの赤色の成分)という栄養成分が豊富に含まれています。リコピンは強い抗酸化作用があり悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを増やす働きがあります。生のトマトもビタミンCがたっぷり含まれていておいしいのですが、加熱することでリコピンの吸収も良くなり、トマトに含まれているグルタミン酸やグアニル酸などのうま味成分も甘みが増し、風味も良くなります。
ただし、おいしいからといって生のトマトをたくさん食べると、身体を冷やしすぎる可能性もあり、皮が丈夫な食物繊維のため消化不良を起こす原因になってしまうこともあります。毎日食べても良いのですが、1日に食べるなら中玉で1個ぐらい、ミニトマトでも10個ぐらいまでにしましょう。

■トマトと野菜の冷たいスープ
1人分の栄養価:117kcal(たんぱく質5.1g/塩分1.6g)
▽材料:2人分
・トマト:中1個(160g程度)~一口大に切る
・黄パプリカ:1/2個(60g)~5mm幅の細切り
・玉ねぎ:1/4個(50g)~細めのくし形切り
・なす:1/2本(40g)~縦半分に切って斜め切り
・アスパラ:1本~斜め切り
・卵:M1個
・ひまわり油:小さじ2(お好みの油で)
・つゆ・白だし:大さじ2
・水:1と1/2カップ

▽作り方
(1)熱したフライパンに油をひき、溶き卵を入れ菜箸で大きく混ぜ半熟状になったら一度取り出す。
(2)トマト以外の材料を残った油で炒め、水と白だしを加えさっと煮る。トマトを加えさらにひと煮立ちしてから火を止め、卵を加える。冷蔵庫で30分以上冷やして器に盛る。

■7月の保健・介護予防行事
○乳幼児健診
5日(金)12:00~すこやかセンター
○認知症物忘れ相談
29日(月)10:00~11:30 碧水地域支えあいセンター
30日(火)10:00~11:30 商業活性化施設ココワ研修室
※変更になる場合がありますので、防災無線等でご確認ください。

申し込み先:役場住民課介護予防係
【電話】34-7031

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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