地域とともに コミュニティ・スクール情報～占冠中央小学校～

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■小中一貫校としての取り組みを推進する
1学期は、中央小と占冠中で小中一貫校としての連携事業の一つである合同運動会を実施し、細かな課題は残ったものの成功することができました。そして、来年度以降に継続できる第一歩となりました。今後は、学校運営協議会や保護者、地域の皆さまのお知恵をお借りしながら改善できるところは改善し、児童生徒がより成長できる行事にしていきたいと考えています。
さて、2学期になって1カ月以上が経過しました。今年は、例年以上の暑さで学校も熱中症対策や食中毒対策など子どもたちの安心安全な教育活動に向けて大変苦慮しました。そんな中、小中一貫校として互いに情報交換を密にし、連携を図りながら乗り切ることができました。まだまだ小学校と中学校で対応の差があるというご指摘を真摯に受け止め、改善しながら今後に生かしていきたいと考えております。
9月1日の「防災の日」には、小中合同の「1日防災学校」を実施しました。小学生から中学生までを8つのグループに分け、『もし災害が起きたらどのような行動をするべきか』についてディスカッションを行いました。小学校低学年の児童は低学年らしい、高学年や中学生は相手意識を持った意見を述べ、互いに学び合える良い内容となりました。小学校低・中学年と高学年・中学生に分かれてのゲーム学習では、カルタやシミュレーションなど楽しく活動しながらそれぞれの発達段階に合わせて防災について学ぶことができました。この学習を準備・運営してくださった役場職員の皆さまには本当に感謝申し上げます。小中学校教諭がただ教えるのではなく、アクティブラーニングの視点で体験的に学び合うことができ、児童生徒にとって大変価値ある学習活動となったことは間違いありません。
現在は、9月30日(土)の学習発表会に向けての取り組みが進んでいます。今回は、小学校中学校それぞれの実施ですが、この行事も小中一貫事業の一つとして実施できないかと検討を始めているところです。4月に作成した小中一貫グランドデザインの下、小中9年間の児童・生徒のめざす姿の実現に向けて、より綿密で、滑らかな連携の在り方を追究していきたいと考えています。

問合せ：教育委員会学校教育担当
【電話】56-2182