11月20日(月)、占冠村総合センター議場にてコミュニティ・スクール議会(CS議会)が開催されました。
CS議会は、占冠中学校とトマム学校の生徒たちに議会の仕組みを理解してもらうとともに、積極的な村政参加を促すことを目的としており、今年で6回目の開催となりました。
今年は、生徒たちが議員役(CS議会議員)として一般質問を行い、児玉議長は通常の議会と同様に議長役を務め、大谷副議長をはじめ議員7人が議員個々の立場で答弁を行いました。
CS議会は本番の議会さながら緊張感漂う厳粛な雰囲気の中で進行し、CS議会議員からは学校周辺設備の改善や村のイベント、新たな特産品の開発、ごみの問題を含めた環境整備、姉妹都市アスペン市との交流、郷土芸能「占冠神楽」の存続についてなどさまざまな質問や意見が出され、占冠村をより住みよい村にするためにやるべき取り組みについて村議会議員と議論を交わしました。
今回皆さんから頂いた質問や意見は今後の村づくりにも生かしていきます。
■こんな質問・意見がありました!
・ふるさと祭りなどの内容を改新、もしくは新しい企画について若い世代の意見を反映してもらえる場面はありますか。
・通学路や公園などが夜とても暗いため、街灯の設置箇所を増やして住民が安全に暮らせるようにする必要があると思いますが、どうお考えですか。
・占冠神楽の演者が高齢化しており、後継者もいないので途切れてしまうと予想されます。そのことについてどう考えているか伺います。
・姉妹都市アスペン市との交流は2年生(8年生)からですが、絆をより深いものとするため交流時期を早めた方が良いと思いますがどうお考えですか。
■児玉眞澄議長からの講評
私自身、初議会の場では膝が震えるくらい緊張したのを覚えていますが、今日の皆さんは堂々としていて大変立派でした。質問内容もよく考えられており問題点を抽出していて素晴らしかったです。
一般質問の原則として大切なのが、まず質問をすること、通告制(事前通告)なので通告外の質問はしないこと、執行機関に対して要望やお礼を言ってはいけないということです。また、質問は簡潔・明瞭にすることが重要で、きちんと自分なりの考えや解決策を用意して質問することにより再質問にもつながります。これらのことを今後も意識してほしいと思います。
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