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野生動物対策の状況

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北海道占冠村

■エゾシカ
捕獲個体の調査結果から、すでに多くのメスが出産を終えていると思われます。この時期の子ジカはまだ小さく、草に隠れてか、姿を見ることはまれです。5月の駆除は48頭とやや不振ですが、6月は堅調です。

■ヒグマ
6月6日、ニニウの国道名石橋の下の河原で、単独行動の釣り人が背後からヒグマの異常接近を受ける事案がありました。現場は見通しがよく、釣り人が停止中であったことから、このヒグマが意図的に人に近づいたとみられます。ヒグマは釣り竿で叩かれてその場を去り、釣り人にけがはなかったものの、際どい状況でした。村の専門員が対応に当たり、発生から2時間後に近くの林内で、体格や毛色が情報と合致するヒグマを発見しました。同じ個体である確証はなく、また異常接近の理由も不明でしたが、大事を取り、その場で捕獲しました。現場周辺では依然、当初個体の生存ほか危険要因が残る可能性があるため、注意看板を配置し、警戒を続けています。
村内では他にも対応中の案件があり、中トマムでは追い払いを実施しています。これら詳細は広報紙の折り込み資料や村ホームページをご覧ください。
一般にヒグマ回避手法の多くは、ヒグマが逃げることへの期待を前提としていますが、逃げずに人を攻撃することもまれにあり、クマ撃退スプレー等の普及も課題の一つと考えています。

問合せ:農林課林業振興室野生鳥獣専門員
【電話】56-2174

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