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■たんぱく質は足りていますか?
たんぱく質は、炭水化物や脂質と同じく三大栄養素の一つです。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などに多く含まれており、筋肉や内臓、皮膚や骨、血液など体の構成成分となります。また、体を調整するホルモンや酵素、免疫物質などの材料にもなり、たんぱく質が不足していると筋力の低下や疲労感などの症状が表れやすくなるため注意が必要です。年を重ねても健康で元気に過ごすために、毎日の食事で積極的にたんぱく質を摂取しましょう。
筋肉をつけるためにたんぱく質は欠かせませんが、人の体は一度に大量のたんぱく質を吸収できません。1日に必要な量を3回の食事で満遍なく摂取することが重要です。また、たんぱく質ばかりを取って栄養が偏らないようバランスの良い食事を心掛けましょう。
たんぱく質を必要量以上摂取することは、過剰分を排泄するために腎臓に負担がかかり、腎機能の低下を招きます。そのため、糖尿病や肥満など慢性腎不全の発症リスクの高い人は、主治医にたんぱく質の摂取量を相談してください。
▽1日のたんぱく質の推奨量
日本人の食事摂取基準(2020年版)より
男性:18~64歳(65g)、65歳以上(60g)
女性:18~64歳、65歳以上(50g)
問合せ:住民課保健予防担当
【電話】56-2122
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