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野生動物対策の状況

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北海道占冠村

■エゾシカ
12月の捕獲は駆除11、狩猟3(猟区内)の計14頭と少なく、前月の3割ほどに落ち込みました。農地や道路沿いの山林など捕獲作業が比較的容易な場所でのシカの活動が低下したためと考えられます。例年の現象であり、1月は回復するとみています。

■ヒグマ
1月20日現在もヒグマの活動情報は途絶えており、おおむね安定して冬眠しているようです。改めて令和5年の情報件数を前年度までと比較すると、下図の通り高い値となっています。平年は静かな秋に、人前での活動が盛んだったことが分かっています。

続く令和6年シーズンは、どのようなヒグマの姿を見られるでしょうか。1月27日のヒグマミーティングで得た情報も踏まえて備えてまいります。今月からは春期管理捕獲の期間に入ります。

■そのほか
エゾクロテンの活動が特にこの冬、住宅周りで目立ちます。一部は建屋に侵入し家禽(かきん)やごみに手を出しています。4年前の冬も村内各地で同時多発的にテンの侵入がありました。今年も春までこの状況が続く恐れがあります。家や物置、ごみ置場は隙間なく戸締りし、換気口など開口部には丈夫な金網を張り、食べ物や生ごみは外に置かないなど対策が必要です。テン対策はヒグマ対策にもつながります。しっかり防いでいきましょう。お困りの際は担当までご連絡を。

問合せ:農林課林業振興室野生鳥獣専門員
【電話】56-2174

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