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令和6年度村政執行方針 占冠村長田中正治(6)

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北海道占冠村

■第2 令和6年度の一般会計、特別会計の概要
令和6年度占冠村一般会計及び各特別会計、公営企業会計予算案の概要を申し上げます。
提案いたします予算規模は次のとおりです。
一般会計:28億200万円
国民健康保険事業特別会計:1億4050万円
村立診療所特別会計:8320万円
介護保険特別会計:1億1660万円
後期高齢者医療特別会計:2230万円
歯科診療所事業特別会計:2260万円
簡易水道事業会計:1億8580万円
公共下水道事業会計:1億5890万円
8会計合わせて35億3190万円

前年度との増減比較は次のとおりです。
一般会計:1億4300万円の増額5・38%の増
その他特別会計及び公営企業会計を含めた全体で2億4530万円の増額7・46%の増

本年度の予算編成の考え方としては、「骨太の方針」と昨年の実績等を参考としながら、地方交付税については抑制的な計上を行うとともに、物価高騰の影響等に鑑み、一般会計は前年比5・38%の増額で計上しております。
歳出においては、橋梁の補修工事など、必要かつ緊急性の高い事業を選択し、引き続き新規普通建設事業等の抑制に留意しながら、財政調整基金及び特定目的基金の繰入金により財源不足に対する補完を行っております。
歳入の村税は、昨年度の実績等を考慮し、前年比6・02%の増額を予定しております。地方交付税は、普通交付税が6・78%の減額、特別交付税は前年同額で計上しております。
繰入金は、財政調整基金1億6153万5千円、特定目的基金2億7303万5千円の繰入れで17・37%の増額計上としております。
村債は、国の地方財政計画に基づく臨時財政対策債の減少などから、前年比10・6%の減額となっています。
歳出を性質別にみますと、それぞれ人件費0・75%、物件費20・55%、維持補修費4・49%、扶助費2・86%、補助費等5・26%の増額、公債費9・55%、繰出金5・83%の減額となっております。
令和5年度末見込みの基金残高は、財政調整基金1億8347万7千円、特定目的基金は、3億4490万4千円を見込み、引き続き基金への積立を図り、自主財源の確保に努めてまいります。
次に特別会計について、説明いたします。
今年度は、国民健康保険事業特別会計4・16%、村立診療所特別会計0・72%、介護保険特別会計10・99%の減額、後期高齢者医療特別会計10・95%の増額、歯科診療所事業特別会計0・44%の減額となっています。また、新年度より新たに公営企業会計へ移行する簡易水道事業及び公共下水道事業について、簡易水道事業会計については1億8580万円、公共下水道事業会計については1億5890万円を計上し、それぞれ皆増となっております。
特別会計等においても、所要の経費の削減を図りながら、健全な事業運営を進めてまいります。

V.むすびに
以上、令和6年度の村政執行にあたりまして、基本方針及び主な施策について申し上げました。
コロナ禍を乗り越え、次代に向け基礎となる大事な1年となりますが、誰もが同じことをしなければならないと考えるのではなく、できる人が自分にできることをするという考え方で課題を乗り越え、持続可能な地域づくりの第一歩となることを願うところです。
私自身は、占冠村の未来を着実に前へ進め、地域を発展させることを目標に、今後も村づくりを進め、議会、村民の皆様と共に情報を共有し、行政運営を行ってまいります。
行政を進める上で役場の果たすべき役割は重要であり、職員と共に努力し村民に信頼され、期待に応えられるよう頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
むすびに、すべての村民が報われる社会をめざし、「生まれて良かった」「育ってよかった」「暮らしてよかった」そして住み続けたいと思える村づくりのため、これからも努力してまいります。
村議会議員の皆様並びに村民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ村政執行方針といたします。

令和6年3月7日 占冠村長田中正治

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