■9年生が卒業~温かな雰囲気の中で~
3月14日(木)に9年生2人の卒業式が行われました。トマム学校のリーダーとして下級生から頼りにされていた2人は、涙する子も多く見られた温かな雰囲気の中で立派に巣立っていきました。
義務教育学校ということで、1年生から9年生まで年齢の幅のある子どもたちが同じ環境下で共に学び、遊び、活動しています。上級生は下級生を優しく見守ったり、助けたりする場面が多く見られます。そして、下級生は上級生の姿を見て手本としたり、困ったときには頼ったりします。そのような関わりの中で、互いのよさを認め合い、周りの人も自分自身も大切にできる子どもたちが育っていくことと思います。トマム地区にはそういった生きていく上で必要な力が育つ環境があります。今年度は全校児童生徒13人でスタートしました。トマム学校の保護者の皆さま、そしてトマム地区・占冠地域の皆さまに感謝しながら、義務教育学校としてさらに発展していけるよう進めてまいります。
■集合学習スキー~占冠中央小との交流~
2月21日(水)には、トマム学校と占冠中央小学校合同でスキー学習を行いました。スキー学習の予定日が近づいてきたころ、気温の上がり下がりがありゲレンデコンディションがあまり良くない状況になりました。そこで、中央小学校と相談して、午前中はスキー学習で交流し、その後トマム学校で一緒にお弁当を食べ、体育館で体を動かして交流をすることにしました。昼食場面では、学年の近い子どもたちが同じテーブルで楽しそうに会話しながらお弁当を食べていました。食後は体育館で鬼ごっこなどを行い、トマム学校の体育館は子どもたちが元気に走り回り、活気に満ちた笑顔がいっぱいの1日となりました。
今後も自校の活動だけでなく、地域の教育資源を活用し、占冠村3校が力を合わせて子どもたちのためにできることを進めていきたいと考えています。
問合せ:教育委員会学校教育担当
【電話】56-2182
<この記事についてアンケートにご協力ください。>