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自治体の皆さまへ

野生動物対策の状況

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北海道占冠村

■エゾシカ
令和5年度の有害鳥獣駆除によるシカ捕獲は453頭で、各季節の捕獲数はほぼ例年通りです(下図)。前年度より減りましたが、事件、事故なく実施してまいりました。今年度もこうした捕獲を継続し、捕獲従事者の育成や食肉の地域利用なども皆さまとともに進めてまいりたいと存じます。

■ヒグマ
4月半ばまでで、山林内で足跡やフン、姿の目撃もありますが、この春の活動情報は特段、早くも多くもありません。静かな冬眠明けを迎えています。
クマ類は全国的な方向性として捕獲強化が叫ばれておりますが、北海道が市町村に与える今年度通年の捕獲許可は昨年度までとおおむね変わらず、個体の危険性、有害性に応じた対応に限ることになっています。すでに本村は皆さまのご協力により、現基準の下でも積極的な情報収集と防除、慎重かつ選択的な捕獲で被害を抑えていますが、将来を見据え捕獲強化に向けた準備も進めております。世の風潮に流されず、私たちの思いと必要に根差した方策を探りながら、粘り強く進めてまいりましょう。

■占冠村猟区の入猟対応について
令和5年度猟期のガイド付きシカ猟は30回、日数にして52日間実施し、46人の方が利用され計40頭を捕獲しました。利用者から村や村内事業者が受けた額は350万円程度とみられます。
村猟区は開設以来10年を経て、今年度再設定をめざします。ご理解・ご協力をお願いいたします。

問合せ:農林課林業振興室野生鳥獣専門員
【電話】56-2174

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