ヒグマ市街地侵入対応訓練

16／19

6月12日(水)、近年増加傾向にあるヒグマの市街地侵入に対して村の対応能力の向上を図るため、富良野警察署との合同訓練を実施しました。
訓練では、実際にヒグマが市街地付近に現れたとの状況を想定し、目撃通報を受けて村と警察との情報共有、村野生鳥獣専門員ら職員の出動、村の捕獲従事者への協力要請を手順に従って行いました。現場に展開してからは模擬ヒグマの所在と動きに応じて対処方針を決定し、市街地方向の防護、ヒグマの発砲可能領域への誘導、捕獲と安全確認に至るまでの作業を実施しました。
訓練には住民参加のほか、上川総合振興局や沿線自治体の職員が視察に訪れ、また報道関係者の姿もありました。

■訓練の流れ
(1)富良野警察署がヒグマの目撃通報(本紙下図イ)を受ける
(2)警察官から役場農林課へ電話連絡。農林課で連絡本部立ち上げ
(3)役場から野生鳥獣専門員ほか職員が出動。村内の捕獲従事者に協力を要請
(4)ヒグマを確認後、職員と捕獲従事者を4カ所(本紙下図A、B、C、D)に配置し、警戒と誘導準備を実施
(5)ヒグマを緩やかに威圧し市街地から離れるよう誘導
(6)占冠スキー場の麓にて捕獲(本紙下図ロ)
(7)集合し訓練の総括、講評

■ヒグマの速報はこちらから!!
ヒグマの出現状況を村の「防災情報メール」と「LINE(ライン)」で発信しています。
まだ登録されていない方は、ぜひこの機会にご登録をお願いします。