■小中一貫校としての取り組み
6月1日(土)に、占冠中央小と占冠中の小中一貫校としての事業である小中合同運動会を実施しました。今年度は2回目ということで、昨年度の反省を生かしながら、より小中一貫の目的に到達できるよう計画し実施することができました。
計画や準備段階でICTを活用した連携を図ったり、小中合同練習、合同係会議を行ったりしながら、本番に向けて子どもたちが安心して力を発揮できるように進めました。
当日は、楽しそうな笑顔で活動する小学生の姿、お兄さんお姉さんらしく自分の競技だけでなく係活動にテキパキと行動する中学生の姿が見られ、合同で実施する意義が子どもたちにも伝わりそれぞれ成長できた運動会になったと考えています。まだまだ課題もありますが学校運営協議会をはじめ保護者や地域の皆さまのアドバイスを参考に、さらにより良いものになるよう改善していきたいと考えています。
その他の取り組みとして、今年度も小学校と中学校の乗り入れ授業を行っています。中学校から小学校へ乗り入れるメリットとしては、教科担任制である中学校の専門性を生かすことであり、児童にとっては学ぶ楽しさを味わうことができる機会となります。また、小学校教諭が中学校で教えることでは、主体的で対話的な深い学びの視点で、体験的に学ぶ手法を学習に意図的に散りばめ、分かる授業、知る喜び、ひもとく面白さを存分に味わわせる学習づくりが期待できます。これにより、中一ギャップと言われる小中接続の課題緩和をねらうとともに、小中9年間の学びの積み上げを図ります。
現在は、小学校から中学校全学年の音楽、中学校から5・6年理科、3・4・5・6年外国語を、それぞれ週2~3時間程度の乗り入れを実施しており、子どもたちだけでなく、教職員の意識改革にもつながっています。
問合せ:教育委員会学校教育担当
【電話】56-2182
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