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森林(もり)の恵み「山菜」を使ったオリジナル料理が集結 第10回山菜料理コンクール

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北海道占冠村

平成27年にスタートし、今年で第10回の節目を迎えた「山菜料理コンクール」。6月1日(土)、山菜の文化が根付くここ占冠村で二次審査会が開催され、一次審査を通過した8人が個性豊かなオリジナルの山菜料理を披露しました。

山菜料理コンクールは、幅広い世代の方に山菜の魅力を伝えるとともに、山菜の活用の可能性を広げ、地域の振興等につなげることを目的として毎年開催されています。その名の通り山菜料理を競い合う催しで、全国各地から「山菜を使用したオリジナル料理のレシピ」の応募を募り、応募作品の中から8作品を選出する一次審査と、選出された作品の考案者8人が占冠村に集い、審査会場である占冠村コミュニティプラザで実際に調理を行う二次審査会が行われます。二次審査会では、料理の見た目やおいしさ、山菜が生かされているか、商品化等への発展性などが総合的に審査されます。
本コンクールには、プロの料理人や調理師専門学校の生徒、一般の方など、毎年幅広い層からの応募があります。特に今回は過去最高となる128人から計152作品の応募があり、本コンクールが広く認知されていることが伺えました。また、第10回という節目の開催を記念し、村のご当地キャラクターにちなんだ「しむかっぴー賞」が特別企画として新設されました。受賞作品はより占冠らしくアレンジされ、今後村のイベント等での提供が検討されています。もしかすると、新たなご当地グルメ誕生となるかもしれません。
占冠村の特産品として山菜の加工生産が始まってから50年。これからも本コンクールをはじめ、村の文化「山菜」を大切に守りつなげていきます。

■第10回山菜料理コンクール~二次審査会出場8作品~
一覧については本紙をご参照ください
最優秀賞に選ばれた片山智子さんの「ふきうさぎ」は、今後星野リゾートトマム内のレストランで期間限定メニューとして提供される予定です。
また今回は第10回特別企画として「しむかっぴー賞」が新設され、多田菜月さんの「山菜たっぷり肉まんじゅう」が選ばれました。本作品は今年で第50回の節目を迎える「占冠村ふるさと祭り」等での提供が検討されています。
さらにサプライズとして、高橋琉湊さんの「行者にんにくのサグカレー(ほうれん草のカレー)と山吹色の山菜ご飯」が「星野リゾートトマム賞」に選ばれ、(株)星野リゾート・トマムの渡辺巌総支配人からリゾートの宿泊券が贈られました。

■山菜ウォッチング and ワイルドハーブランチ
二次審査会の出場者を対象に星野リゾートトマムのエリア内で行われた「山菜ウォッチング and ワイルドハーブランチ」。審査員兼ガイドを務める細谷誠さんの解説を受けながら森林散策を楽しんだ後は、山菜がふんだんに使われたコースランチを味わいました。

■二次審査会の様子
一次審査を通過した8人が占冠村に集い、それぞれが考案したオリジナル山菜料理が披露された二次審査会。本コンクール実行委員会の森重正也委員長をはじめとする審査員4人が厳正に審査を行い、最優秀賞・優秀賞などにふさわしい作品を決定しました。
表彰式では、受賞者に対して賞状と副賞が贈られたほか、出場者全員に対し田中村長から、記念品として木製皿(「しもかぷ工房」製)が贈呈されました。

▽審査員
一覧については本紙をご参照ください

■過去のレシピ集公開中!
山菜料理コンクールの概要や、過去に二次審査会で披露された作品のレシピ集は事務局ホームぺージで公開されています。
HP検索:山菜料理コンクール

問合せ:(一財)日本森林林業振興会旭川支部(山菜料理コンクール実行委員会事務局)
【電話】0166-61-1092

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