■森の恵みを使った新たな特産品 占冠の森を感じるお酒
占冠村の村木「カエデ」。
その樹液を手間暇かけて丁寧に煮詰めて作られるメープルシロップ「トペニワッカ」は占冠の特産品の一つであり、また希少な国産メープルシロップとして高い評価を得ています。
そしてこの度、カエデの樹液に加え、村で採取したアカエゾマツの新芽を使った占冠のお酒が誕生しました。
その名も、「ルプノモリTSUKI」「ルプノモリHI」。
「TSUKI」は、村で採取したアカエゾマツの新芽を蒸留し、そこにイタヤカエデの樹液を加えた「クラフトジン」。
カエデの樹液をボタニカルとして使用して作られたクラフトジンは国内初で、占冠の森の恵みを生かした特徴的な製品です。
「HI」は、同じくアカエゾマツの新芽とイタヤカエデ樹液を使用したクラフトジンに、占冠産メープルシロップ「トペニワッカ」を加えて作られた「クラフトリキュール」です。
シリーズ名である「ルプノモリ」は、アイヌ語で「氷」や「溶けるもの」を意味する単語の「ルプ」と「森」を掛け合わせ、春先に流れ出すカエデ樹液のイメージと重ねて名付けられました。
▽ルプノモリTSUKI 月
占冠村で採取したアカエゾマツの新芽を蒸留し、イタヤカエデ樹液を加えることで生まれる清々しくも優しい森の香りと、樹液ならではのまろやかさを持った「クラフトジン」
▽ルプノモリHI 日
アカエゾマツとイタヤカエデ樹液を使用したクラフトジンに占冠産メープルシロップ「トペニワッカ」が加わり、メープルのほのかに甘い香りが楽しめる「クラフトリキュール」
「TSUKI」「HI」いずれも8月10日から道の駅自然体感しむかっぷ等で一般販売を開始。
ふるさと納税の返礼品としても寄付の受け付けを予定しています。
問合せ:農林課林業振興室
【電話】56-2174
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