水銀添加製品である「一般照明用の蛍光ランプ(蛍光管)※1」を、その種類に応じて2025年(令和7年)末から2027年(令和9年)末までに製造および輸出入を段階的に廃止することが、スイス・ジュネーブで開催された「水銀に関する水俣条約第5回締約国際会議(COP5)」において決定されました。
今後は期限以降の製造および輸出入が廃止されますが、廃止期限後においても在庫品の流通・販売や既存製品の継続使用は可能となっています。
一般照明用の蛍光ランプを使用している設備等について、計画的なLED化を進めるほか、引き続きこの蛍光ランプの使用が必要な場合には、在庫切れとなる前に必要数を調達するなどの対応が必要です。
※1 住宅、事務所、工場、店舗、作業現場、街路灯等で一般的に使用されている蛍光ランプ。
※2 直管蛍光ランプと環形蛍光ランプには、一般タイプの「ハロリン酸塩系」蛍光ランプとプレミアムタイプの「三波長系」蛍光ランプとの2種類があり、「ハロリン酸塩系」が2026年末、「三波長系」が2027年末に製造・輸出入が廃止されます。
■廃止の時期 蛍光ランプの種類ごとに廃止時期が異なります
▽直管蛍光ランプ
廃止年月日:2027年(令和9年)12月31日(※2)
▽環形蛍光ランプ
廃止年月日:2027年(令和9年)12月31日(※2)
▽コンパクト形蛍光ランプ
廃止年月日:2026年(令和8年)12月31日
詳細は、環境省の「一般照明用の蛍光ランプに関する規制」でご確認ください。
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