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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊活動報告

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北海道名寄市

現在、本市では3人の地域おこし協力隊が活躍しています。
佐藤岳(さとうがく)隊員・西川僚(にしかわりょう)隊員・森和季(もりかずき)隊員に活動内容を報告していただきました!

■佐藤岳隊員
猛暑が続いた夏も終わりが見えてようやく北海道らしい気温になってきました。
さて、今年からはたくさんのお祭りが再開され本来の夏らしさが戻ってきました。
私は、先日行われた「なよろ産業まつり」でスタッフとして関わり、途中で大雨に見舞われましたが、そんな中でも行列のできていた赤福の販売や今回北海道で初めてとなる赤福氷の販売などおいしく食べ歩きのできる出店もたくさんありました。
ステージでは、名寄の特産品のもちを使った餅つきや餅まきといった大人も子供も楽しめるイベントが行われていました。
今年は大雨の影響で焼肉ブースやアグリクイズができなかったので、来年は一日中晴れて企画がすべてうまくいくことを願います。
農作業のほうでは猛暑によって作物の成長が促進されて、スイートコーンやかぼちゃの収穫、稲刈りも例年より早く始まり、年内の農作業も大詰めを迎えています。
私が協力隊に着任してもうすぐ半年が経ちます。この約半年間では農作業の流れやいろいろな機械、器具の使い方を覚えたり、種苗メーカーでの研修やJA道北なよろ青年部での道外研修など、たくさんの経験や交流を概ね順調に行うことができました。これからは健康はもちろん、就農した際の形をしっかりと決めて、目標に向けた研修を頑張りたいと思います。

問い合わせ:経済部農業経営担当(風連庁舎1階)
【電話】01655(3)2511(内線2319)

■西川僚隊員
今年の夏は異常な暑さと雨が続きどうなることかと思いましたが、無事に農作物の収穫を終えることができそうです。
7月・8月はいくつか研修会に参加して農業への理解を深めることができました。東京豊洲市場では青果卸会社と意見交換会を行い、種苗メーカー見学では気になるスイートコーンの品種について話を聞くことができました。
薬用作物の栽培技術研修会では、名寄の気候に合った品目やメーカーから需要の高い品目について学びましたが、栽培が難しいこと、手作業が多く機械化されていないものが多いと聞きました。参入障壁が高いことから高単価ですが、生産者の努力だけでは収量アップも技術向上も難しいため生産者・メーカー・自治体が一体となり研究する必要があると思いました。
名寄市には約60年前から国立の研究施設があり、平成25年には名寄市薬用作物研究会が設立。生産者が薬用作物を栽培するのにはとても良い環境です。大規模栽培は厳しいですが、小規模でも面積あたりの収入を上げることができるため就農時の作付け作物として検討していきたいです。現地研修では研究者の方から最新情報やとても詳しい説明を受けることができるため就農してからも時間を作って積極的に参加し良い経営ができるよう活かしていきたいと思いました。

問い合わせ:経済部農業経営担当(風連庁舎1階)
【電話】01655(3)2511(内線2319)

■森和季隊員
こんにちは、地域おこし協力隊の森和季です。
前回の活動報告から3カ月が経ち、この夏は多くの事業が重なり、充実した期間となりました。
7月は、天塩川カヌーツーリング大会「ダウン・ザ・テッシ」に初めて参加し、下旬には流水での救助資格である「スウィフトウォーターレスキュー」を受講しました。川の上にいる時間が非常に多く、さまざまな経験を積むことができました。
観光庁のインバウンド観光コンテンツ造成支援事業の一環として、外国人観光客向けの商品を想定し、ベトナム、タイの方を招いてモニターツアーを実施しました。今後は主に東南アジアに向けてPRをしていく予定です。
また、サバイバルゲームフィールドの運営を行い、定例会のほか、テレビ北海道のテレビ番組「きたサバ!」で取り上げていただいたり、団体の研修としてご利用いただきました。9月2日・3日はイベントを開催し、スペシャルゲストとして「ゾンビ晒すマン」にご出演にいただくなど、大いに盛り上がりました。
さて、10月14日(土)はなよろ観光ボランティアの会主催の比翼・晨光の滝を散策するワークショップを行います。10月12日(木)まで募集を受け付けていますので、ぜひお申し込みください!

問い合わせ:
産業振興課(名寄庁舎3階)【電話】01654(3)2111(内線3344、3350)
NPO法人なよろ観光まちづくり協会(東1南7)【電話】01654(9)6711

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