■「火災保険が使える」と誘う住宅修理契約トラブルに注意!
◇事例
60歳の男性がインターネットで、住宅の無料診断サイトに興味を持ち、個人情報を入力した。事業者から「無料で家の状態をみる」と連絡がきたので、無料ならと依頼した。後日、業者が来てドローンを飛ばして診断してくれた。加入している火災保険の申請をサポートすると説明され「保険金がおりたら、保険金の4割をサービス料として業者に支払う」という契約書面にサインした。火災保険会社に内容を確認に行くと、「4割は高すぎ、ダマされている」と言われた。解約したいが、契約書にはキャンセル料10万円とある。
◇アドバイス
・最新のドローンを使ったり、遠方から事業者が家に来て勧誘されると無料といっても「契約しないと悪いな」と思わせるのも手口の1つです。
・請求期限が迫っているなどの勧誘電話やインターネットの広告をうのみにせず、安易に契約しないようにしましょう。
・申請サポート会社に頼らずとも、保険金の請求は加入者自身で行えます。加入先の保険会社に相談しましょう。
・虚偽(ウソ)の利用による保険請求は保険金詐欺に該当するおそれがあります。絶対にやめましょう。
問い合わせ:消費生活センター
【電話】01654(2)3575
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