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自治体の皆さまへ

なよろっぽい家づくりの会 VOL.66

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北海道名寄市

■家を建てたいどこに頼む?
家を建てようと考えた時、まずは住宅雑誌を買ってみたり、住宅展示場を訪ねたり、すでに家を建てた知人のアドバイスを参考にしたりと、やがて決断するときがきます。どこ(誰)に家を建ててもらうか?
選ぶ道は、大きく分けて次の3つのパターンになるとおもいます。それぞれにメリット・デメリットがありますが、その特徴を簡単に整理してみましょう。

(1)ハウスメーカーパターン…設計はハウスメーカーが行い、施工は下請けの工務店が行う。
住宅展示場に立派なショールームを構えてブランドも知られており、安心感が高く平均的な品質は高めである。一方、コストに占める宣伝費の割合は大きく、高コストになりがちである。仕様が共通で地域特性に合わせた細かい設計や仕様の変更に対する柔軟性は低く、対応できたたとしてもコストアップになりやすい。下請け工務店により品質にバラつきが出るリスクがある。

(2)工務店パターン…工務店が設計・施工を統合的に行う。
良い「エ務店」を見つけるのは、良い「医者」を見つけるのと同じくらい難しいとも言われます。良い工務店が、かならずしも施工戸数が多いとは限らず、施工戸数が増えればどうしても目が行き届きにくくなるものです。そのため、広く名前が知られていない場合も少なくないのです。地元で地道に良い仕事をしている工務店を探し出すことが肝心です。

(3)建築家パターン…建築家が設計し、エ務店が施工する。
意匠性・自由度が高く、雑誌などに取り上げられるパターンです。ただし、建築家その人の価値観や力量に左右されるリスク高い。特に「自分の建てたい家」を設計しているタイプの建築家は要注意です(もちろん親身になって設計してくれる建築家も多い)。
いずれにしても、ブランドやイメージに惑わされることなく、自分で勉強しながら信頼できる工務店(会社)を見つけることが出来れば、家づくりはほぼ8割成功したといっても過言ではありません。

問い合わせ:なよろっぽい家づくりの会事務局(NPO法人なよろ観光まちづくり協会内)
【電話】01654(9)6711

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