地域おこし協力隊 あかりがインタビューしてきました
兵庫県出身。風連地区において夫婦で農業に従事し、ほかではあまり見ない野菜を販売。旦那さんとお子さんの3人家族で、ママ向けにサークル活動やイベントを開いたり幅広く活動されています。
今回は風連地区で農業をされている、若松ファームの若松衣利加さんに名寄へ移住して感じていることや子育ての話を聞いてきました。
■転勤で出会った居心地の良い土地
「高校を卒業後、大阪の短期大学に進学し卒業後も大阪で就職しました。しかし、1年程で転勤になり、札幌に行くことになったんです。初めて北海道に来ましたが、自然との距離が近くとても過ごしやすくてすぐに気に入り、気づけば20年近くも経っていました。夫とも札幌で出会い、夫の実家の農業を継ぐため7年前に名寄に来たんです。」
お子さんが生まれ、現在はママ向けのイベントを開催したり、ママの輪を広げる活動をされているそうです。
■身寄りの無い土地だからこそ、広げたいママの輪
「市の助成でのぐち母乳育児相談室の産後ケアを利用していたのですが、そこの助産師の先生がママ向けに『ぽかぽかサロンゆう』を運営されていて、手芸サークルやヨガ、離乳食講座などがあり、そこにも参加するようになりました。利用者の方とほかにもこんなのあったら良いよねって話して、子ども服を譲る『ぽかぽかクローゼット(ぽかクロ)』を始めたんです。最近ではぽかクロと同時にインボディ測定会を開いたり、イロドリキッチンという会を開いて、うちで採れた野菜の試食やおいしい食べ方をお伝えしています。」
ぽかぽかサロンゆうやぽかクロでは、ママ同士の情報交換やお友達作りの場にもなり、母乳育児など育児方法は関係無く、もっとたくさんのママに来てもらって輪を広げたいと話してくれました。
「少し前に食生活アドバイザーと幼児食の資格を取ったので、今後は幼児食関連だったり、ほかの場でも子育ての助けになることができたらいいなと考えています。名寄は都会とは違い、何かしたいと思った時にチャレンジしやすいと思います。都会では私の活動も簡単には実現できないだろし、名寄だからできていることも多い気がしますね。」
■ふとした時に感じる心地良さ
最後に、地元兵庫や大阪、札幌といろいろな土地を見てきて、北海道のどこが好きになったのかを聞いてみました。
「住みやすさって人それぞれだと思うんですが、私にとっては心地いいなって思うことが多いことです。言葉で言い表すのが難しいのですが、空気や音、気温みたいな生活していて好きだなぁって思う瞬間が北海道は多いなと思います。」
自身も子育てをしながら、ママ同士のつながりを作ったり、サイズが合わなくなった子ども服を譲り合ったり、こういったコミュニティがあると、何か困ったことがあっても安心できますよね。これからも、名寄に元気いっぱいな子どもたちの声が響き渡ってほしいと願っています。
○移住定住コーディネーター(地域おこし協力隊) 東口明香里 -ひがしぐち あかり-
若松ファームさんのお野菜はいつも野菜市やイベントがあれば買っていて私自身大ファンなんです!
今回はそんな若松ファームのえりかさんから、いつも見る農家の顔ではなくお母さんの顔を見ることができとても嬉しいです
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