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きらめくまちビト

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北海道名寄市

今年はスペシャルオリンピックス日本の冬季大会が本市で開催されます。本大会の準備や運営を支えている本市の団体のひとつに、名寄市立大学のSOサークルがあります。2月の大会開催にあたり、SOサークルのサークル長である兼田さん、副サークル長である玉木さんに本大会の見どころなどをインタビューしました。

■スポーツを通し、地域と密着しながら交流できることが魅力
○SOサークルとは?
地域の知的障がいを持つ方のスポーツ活動を支援するサークル。一緒にスポーツを楽しみ、障がいへの理解を深めることを目的としている。
種目は、陸上・ボウリング・アルペンスキーを主に行っており、最近では、チアリーディングにも挑戦している。
SOはスペシャルオリンピックスの略。


兼田さん(以下、兼と表記)
玉木さん(以下、玉と表記)

○SOサークルに入部したきっかけは?
兼:もともと知的障がいの方への支援を目指しており、スポーツを通して交流ができるところが魅力に感じたため入部しました。
玉:身近に知的障がいの方がいる環境で育ってきたため、SOの活動についても昔から興味があり入部しました。

○SOサークルではどのような活動を?
兼:日常的に行うプログラムは、夏季は陸上とボウリングを、冬季はアルペンスキーを行っています。陸上のプログラムでは、私たち学生も練習メニューを作成して、アスリートの方々にコーチングをしています。
玉:アスリートの方には、何をやりたいかなどの聞き取りを行い、アスリートが満足して練習できるようなメニューを考案しています。
兼:陸上のプログラムでいうと、長距離走をやりたい方、短距離走をやりたい方などがいるので、練習に参加するアスリートのことを考えて、練習メニューに全員でのリレーを加えたりなどの工夫をしています。

○大会の見どころは?
兼:アスリートの方々はすごく素直で、何事にも一生懸命に取り組んでいるので、そういう姿を見ていると、とても感動します。ぜひ応援してほしいです。
玉:スペシャルオリンピックスのグッズなども大会への一体感が感じられるものになっているので、楽しんでいただけると思います。また、大会では順位などの結果が評価されるのでなく、全員が表彰されるので、本来の競技スポーツとは別の視点で観戦が楽しめると思います。

○名寄市立大学での生活で感じているることは?
玉:人と人との繋がりがすごく大事だなと感じています。興味のあることには何にでも顔を出してしまうのですが、それがきっかけで全然違うような団体に行っても、知人などに出会うので、繋がりって面白いなと感じています。

○市民の皆さまに一言を
兼:2月11日(日)、そして12日(月)は、名寄ピヤシリスキー場となよろ健康の森を会場に大会が行われますので、アスリート一人一人が競技をやり抜く姿をぜひ応援しに、会場まで足を運んでいただけると嬉しいです。


ともに平成15年生まれで、現在市立大学社会福祉学科2年の兼田さんと玉木さん。兼田さんはチューリップで有名な湧別町、玉木さんはきりたんぽで有名な秋田県鹿角(かづの)市の出身!

きらめくまちビト…名寄市内で活躍する市民などの紹介を通して、地域の魅力を発信します。

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