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きらめくまちビト

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北海道名寄市

地域おこし協力隊あかりがインタビューしてきました

■自分の気持ちに正直に 進んだ先に見つけた「名寄らしいネイルスタイル」
Profile:髙橋 理子(たかはしりこ) -ネイリスト-
2001年名寄生まれ 高校卒業後東京に上京
2024年4月から自宅の一室でネイルサロン”Balmy”をOPEN
ご両親はキッチンカー”タカハシ惣菜店"を経営

今回は今年の4月に名寄にオープンしたネイルサロン『Balmy』店主で、ネイリストの髙橋理子さんにネイルとの出会いや名寄に帰ってきたキッカケを聞いてきました。

◆ネイルとの出会い
「高校時代、周りが大学へ進学する中、就職を選択しました。大学に行ってまでやりたい事がなくて、強いて言えば服が好き。そんな思いで東京の外資系アパレルブランドに就職しました。」
アパレルショップで働く中で、人と話す楽しさを知り、もっと一人ひとりに寄り添った接客がしたいと感じるようになったそうです。
そんな中、毎月通っていたネイルサロンで過ごす時間に惹かれ、ネイルの専門学校に入学。猛勉強の末、一年間で十個もの検定を取得し、表参道のネイルサロンでネイリストデビューを果たしたそうです。
「実際働いてみると、想像していた5倍は大変でした。全部が同時進行で、2時間の施術時間の中で最高の技術と会話とデザインと、詰め込むことがたくさんありました。」
ネイリストとして活躍する中で、髙橋さんは自身の知識・技術不足を感じるようになったそうです。
「もう少し違う形でネイルに関わってみたいと思い、以前お世話になった専門学校の先生に相談しました。その際、専門学校で教えてみてはどうかと提案され、ネイルを一から勉強し、人に教えることで知識を深めたいと思いました。」
髙橋さんが新たな挑戦を始めた頃、故郷名寄では、ご両親もまたキッチンカーという新たな挑戦を始めていたそうです。

◆名寄とネイルの可能性
「帰省時に両親のキッチンカーを手伝いながら、名寄でのネイル文化の薄さを感じていました。家族の後押しもあり名寄でネイルサロンを開き、得意なニュアンスネイルや、ネイル文化を広げる新たな一歩を踏み出すことにしました。」
最後に、名寄に帰ってきて感じたことや新たに挑戦したいことを聞いてみました。
「名寄に帰ってきて、心が穏やかになりました。自分のペースで仕事ができて、名寄にしかない良さに今だから気付けたり、目の前に広がる景色や自然をネイルに繋げられないか考えながら、愛犬との散歩も楽しんでいます。そして名寄は農家さんが多いので、爪が傷みやすい農家さんでもできるネイルを模索しています。」
悩みも跳ねのけるような、眩しい笑顔でそう語ってくれた、髙橋さんの今後の挑戦が楽しみです。

○移住定住コーディネーター(地域おこし協力隊) 東口明香里 -ひがしぐち あかり-
今年の4月に大阪から名寄に移住してきました。
これから、まちビトのコーナーで名寄のいろんな方にインタビューしていきます!

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