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健康メモ ~誰にでも起こる!?白内障~

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北海道和寒町

白内障は、加齢とともに起こりやすい目の病気の一つです。一般的には、40歳代から発症し、60~70歳代で多く見られるようになります。80歳代になると大部分の人に起こるとされています。

Q)老眼とは違うの?
老眼:近くが見えにくいのが特徴です。眼鏡を使えば見えるようになります。
白内障:近くも遠くもぼやけます。眼鏡で矯正することができません。

◆白内障は水晶体が濁ることで起こります
《健康な目》
水晶体(レンズの役割)→外から入ってきた光が網膜に映像が届いてはっきり見える

《白内障》
白く濁った水晶体→網膜に十分に光が届かず、映像が見えづらい

【水晶体が濁る原因】
□加齢
□喫煙
□紫外線
□ステロイド薬の長期使用
□糖尿病

【症状】
□物がぼやけて見える
□かすんで見える
□まぶしく感じる
□物が二重に見える
□一時的に近くがよく見えるようになる

◆水晶体に負担をかけない生活習慣を取り入れましょう
1 強い日差しの日は紫外線から目を守りましょう。
眼鏡やサングラス、帽子などが有効です。目の細胞のダメージを抑えます。
2 糖分を摂りすぎないようにしましょう。
糖尿病又は、予備軍の方はHbA1c(7.0%未満)を適切に維持することで、糖が水晶体に蓄積するのを防ぎ、濁りを抑えます。
3 禁煙しましょう。
タバコはビタミンの吸収を阻害します。禁煙をすることで水晶体の酸化を抑えます。
4 症状がある 又は、健康診断で「精密検査が必要」と判定された方は、早めに眼科を受診しましょう。進行した白内障を放置すると緑内障などの合併症を起こす可能性があります。
また、白内障以外の病気が見つかることもありますので、自己判断せず、眼科の医師に相談しましょう。
5 野菜は1日350g摂りましょう。
野菜に含まれるポリフェノールやビタミンに抗酸化作用があります。
毎食摂ることで水晶体の濁りを抑制します。
例)ほうれん草や人参、トマトなどの緑黄色野菜、玉ねぎやネギなどの淡色野菜

保健福祉センター 保健師 小野寺遥

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