◆話題の新着本
『赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。』
青柳碧人/著
アラジンと魔法のアリバイ、アリババと首吊り盗賊、シンドバッドと三つ子の事件…。赤ずきんが推理の旅に出る、童話×ミステリの連作短編第3弾。
『気の毒ばたらき』
宮部みゆき/著
千吉親分の文庫屋から火が出た。下手人は台所女中のお染だというが…。岡っ引き見習いの北一と相棒・喜多次のコンビによる謎解き×怪異×人情の捕物帖シリーズ第3弾。
『まず良識をみじん切りにします』
浅倉秋成/著
世界にはまだまだ明らかになっていない秘密があります。正しい恨みの晴らし方とか、行列に並ぶ最良のタイミングとか…。日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の短編集。
『PIT特殊心理捜査班・蒼井俊』
五十嵐貴久/著
車椅子の刑事・蒼井が捜査する連続殺人事件。被害者はSNSなどで糾弾されながら司法に裁かれなかった者たちだった。彼らの異常な死に様に、蒼井は犯人の自己顕示欲を見て取り…。
『無形』
井戸川射子/著
確かにそこにあった生活を、形には残らない喜びを、悲しみを、少しずつ取りこぼしながらも生きていく-。立ち退き勧告が進む団地を舞台に、ほころびと希望、息づく日々を描き切る群像劇。
『夜更けより静かな場所』
岩井圭也/著
人生は簡単じゃない。でも、後悔できるのは、自分で決断した人だけだ。古書店で開かれる深夜の読書会で、男女6名の運命が動きだし…。瑞々しい群像劇を描く連作小説。
『婚活マエストロ』
宮島未奈/著
40歳のこたつ記事ライター・猪名川健人は、とある零細婚活会社の紹介記事を引き受ける。地味な婚活パーティーに現れたのは、驚異のカップル成立率を誇る伝説の司会者・鏡原奈緒子だった…。
『時間の虹』
吉永南央/著
静かな時間が流れる、いつもの小蔵屋。しかし、お草の心には一抹の不安が。一つ、小蔵屋へ不審な間違い電話が相次いでいる。もう一つ、久実の婚約者・一ノ瀬が8カ月以上も店に顔を出さない。小蔵屋に、何が起こっているのか?
◆今月のBEST本(10月の貸出回数上位本)
『ゆうべのヒミツ』
室井滋/著
老後の教訓、空白恐怖症、懐かしのあの電車…。年を重ねたからこそ味わえる日々の楽しみを綴った、室井滋のエッセイ集。
『死の壁』
和田秀樹/著
死ぬ時に「自分の人生は幸せだった」と感じるには?死を目前にした時、どうすればいい?精神科医が、人生観や死生観、そして充実した人生を最期まで送る方法を語る。
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