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自治体の皆さまへ

健康メモ ~筋力トレーニングで、痛まない「ひざ」を目指そう!~

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北海道和寒町

中高年のひざの痛みの原因として最も多いのが「変形性ひざ関節症」です。日本では、40歳以上の2人に1人に症状があり、その数は1800万人に達するとされています(※)。「年のせい」とあきらめず、日頃からひざを安定させる筋肉を増やし、関節の負担を減らすことが大切です。
※変形性膝関節症ガイドライン2023より

◆主な症状
□立ち上がり、歩き始めに痛む
□熱をもち、腫れる
□曲げ伸ばしに制限がある
同じ症状でもほかの病気が原因のことや、手術の適応となる場合もあるため、早めに医療受診をしましょう

◆こんなふうに思っていませんか?
「ひざが痛くて歩けない…私に運動は無理かも」
↓ 間違い!
「痛いから」と安静にしていると、ひざを支える筋肉が減り、動きも悪くなってかえって痛みが悪化することがあります。

ひざの痛みを減らすために、筋肉をきたえましょう!
筋力トレーニングをすると…
✓ひざが安定し、痛みが減る
✓歩くときに関節への衝撃が弱まりひざにかかる負担が減る
✓姿勢が改善し、動きやすくなる

痛みの程度に合わせた運動の選び方
・痛みが強いとき→ストレッチ(痛みの出ない範囲で行います)
・軽減してきたら
・痛みが少ないとき→ウォーキングやヨガ、太極拳など
週2~3回の筋力トレーニング
※腫れ、熱感、強い痛みが続く場合は、運動しても良いかを医師へ確認しましょう

■《痛みの予防に》《痛みがあっても》ひざに効果的な筋力トレーニング
(1)ストレッチ(ももの後ろ)
(2)ひざ伸ばし(ももの前)
(3)あしひらき(ももの横)
(1)~(3)を1日15回程度、週2~3回を目安に行います。まずは2週間続けてみましょう。

■運動教室のご案内
座って行う運動を中心に、ひざの痛みにも効果的な運動を行います。お気軽にご参加ください!
・楽笑体操教室  毎月第2・4木曜日
・介護予防講座「筋力アップでひざ痛予防!」
令和6年2月28日(水) ※要申込
講師:(有)イズミック 石川朋美先生
いずれも
時間:(1)9:30 (2)13:30(各1時間半)
場所:保健福祉センター

和寒町地域包括支援センター理学療法士 中川絵里子

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