◆話題の新着本
『詐欺師と詐欺師』
川瀬七緒/著
詐欺師の藍は、政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。みちるは親の仇を捜していた。仇とは、世界的企業・戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎喜和子。隙だらけの復讐計画を聞いた藍は、みちるに協力するが…。
『告白撃』
住野よる/著
30歳目前に婚約した千鶴は、自分への恋心を隠す親友の響貴に告白させてから断る、秘密の計画を立てていた。願いはひとつ、彼が想いを引きずらず、前に進めるようになること。だが、〈告白大作戦〉は予想外の展開を見せ…。
『教祖の作りかた』
真梨幸子/著
奥寺色葉は普通の主婦。ある日、YouTuberの息子に1千万円の税金の督促状が届く。同窓会で会った同級生と不倫した色葉は、弁護士の彼に「宗教法人をやれば?」と持ちかけられ…。
『失踪人』
小路幸也/著
小樽の料亭旅館〈銀の鰊亭〉で起こった火事騒動を機に警察を辞め、探偵事務所を始めた磯貝公太。ある日、失踪した姉を捜してほしいと、国民的俳優から依頼があった。だが、手がかりが少なく…。
『クスノキの女神』
東野圭吾/著
神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る秘密があった…。不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々の物語。
『Timer』
白石一文/著
健康長寿を保証する“Timer”の開発者が消えた。装着したTimerの消滅日 =死を目前に、老いた妻は「開発者を捜し出し、Timerの秘密を知りたい」と言い出した。僕は同行を決め…。〈死〉の果てを描いた小説。
『東京ハイダウェイ』
古内一絵/著
東京・虎ノ門の企業に勤める桐人は、「真面目な働き方」を馬鹿にされた日の昼休み、同僚の璃子が軽快に歩いているのを見かけて…。都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた連作短編集。
『当確師 正義の御旗』
真山仁/著
当選確率99%を誇る選挙コンサルタント、聖達磨。総裁選が近づき、彼は新時代のリーダーと目される外相・本多さやかの参謀を務めることになり…。新たな首相を決めるための戦いが始まる!
『なんどでも生まれる』
彩瀬まる/著
敵に襲われたところを、茂さんに助けられたチャボの桜。ある日、家にこもりきりの茂さんを外へ連れ出してくれる相手を探しに出かけた桜は、さまざまな出会いを引き寄せることに-。
◆今月のBEST本(5月の貸出回数上位本)
『もう明日が待っている』
鈴木おさむ/著
メンバーの脱退、結婚、5人旅、東日本大震災発生10日後の生放送、そして、あの生放送…解散-。20年以上国民的グループに伴走してきた放送作家が最後に贈る、涙と希望の物語。
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