7月23日行われた「第106回全国高校野球選手権北北海道大会決勝戦」で、和寒町出身の半澤理玖(りく)選手(3年)が白樺学園高校(十勝)の背番号1を背負い躍動、見事北北海道代表を勝ち取り、8月7日(水)開幕の甲子園大会に出場することになりました。和寒町出身の高校球児が夏の甲子園大会出場は初めて。
甲子園大会への意気込みを半澤選手は「まだあまり実感が湧いてないのですが、優勝できたことはとても嬉しく思います。色々な方々の支えがあり、優勝に結びついたと思います。これに満足せず、甲子園で勝てるよう日々の練習、私生活を大切にして過ごしていきます。甲子園に行っても応援よろしくお願い致します」と語ってくれました。
◆戦績
地方大会 2回戦 白樺学園9-1帯広北
代表決定戦 白樺学園5-0帯広工業
北北海道大会 1回戦 別海0-8白樺学園
2回戦 白樺学園3-1遠軽
準決勝 旭川志峯2-12白樺学園
決勝 クラーク国際2-5白樺学園
今年は、休みの度に試合をたくさん見てきた父:潤也さんにお聞きしました。
夏の大会はどんな戦いに見えましたか?「春は地区予選で敗退し全道大会に出場できなかったので、優勝なんて思ってもいませんでした。今大会も厳しい試合が続く中、チームが強くなっていると感じました。理玖にありがとうと伝えました」
甲子園にむけて?「まず和寒から多くの応援をいただき本当に感謝しています。甲子園へ応援に行ってきます。引き続き応援よろしくお願いします」
小学生時代指導した和寒野球スポーツ少年団監督西田陽司さんは決勝戦をスタルヒン球場で観戦、教え子の成長ぶりに感激し、「こんな大事な試合で先発し、打者を抑える姿はすばらしかった。前に出るタイプの子では無かったが、黙々と努力する子でした」「これをきっかけに地元で野球をはじめる子どもが増えてくれたら」と笑顔で語っていました。
野球歴:
小学生時代…和寒野球スポーツ少年団所属
《全道大会出場》
《北海道チャンピオンシップ選抜・佐賀大会出場》
中学生時代…旭川北稜リトルシニア所属
《全国大会出場》
右投げ右打ち
身長 188cm
体重 80kg
<この記事についてアンケートにご協力ください。>