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自治体の皆さまへ

~誰もが住み続けたいまちに~『ふくしのまちづくり町民サミット』開催(2)

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北海道和寒町

◆和寒町ふくしのまちづくり基本構想
≪基本理念≫
共愉(きょうゆ)するまちを創造する。
≪基本方針≫
・お互いを想い、愉しいまちづくりを追求する。
・誇れるまちとなる実践を展開する。
・誰しもが安心して住み続けることができる地域福祉を展開する。
・自分たちで考え自分たちで行動する。
≪ビジョン≫
1 最期まで暮らし続けることのできる特別養護老人ホームの体制構築
2 あらゆる住民が安心して在宅生活を送ることができる在宅支援サービスの体制構築
3 子どもたちが大切にされる機能の構築
4 あらゆる住民が活躍できることを実現する「しごとづくり」機能の構築
5 和寒町の特色である農業・食文化を推進する機能の構築

詳しくは町のホームページ(基本構想、概要版)
(二次元コードは本紙をご参照ください)

◆説明に対する質問と回答
Q.特別養護老人ホームが45部屋だと町民は入れないのではないですか。
A.現在の利用状況(12/1現在:46名、待機8名)から、当初は50床規模での検討も大きいとの意見がありました。85歳以上の人口推計から現在の利用者と同等の数で計画していますので、利用希望にはしっかりと対応します。施設利用前の受け皿として「かたくり荘」を活用することも検討しています。
Q. ショートステイ専用の部屋が無いがどうするのですか。
A. 現在の利用状況(1日平均1~2人利用)から、専用の部屋を用意せず、入退去のタイミングや入院で空いている部屋を利用することとしています。(空床利用型)
利用したいときに空きがない場合は介護支援専門員(ケアマネージャー)が他施設を含めて利用調整を行います。
Q. 子どもたちが自由に使える空間には、どうやって子供を連れてくるのですか。
A. この施設の中にどのようなものや、どういったことができるようになれば良いか、子どもたち自身やお子さんを育てられているお母さん方に伺い、皆さんと一緒に研究していきたいと考えています。
Q. 人の出入り自由な施設だと、子どもや高齢者の安心をどう守るのですか。
A. 「何かあったら困るので禁止する」と、あらゆるものを制限してしまうと、子どもたちの自主性を妨げてしまいます。子どもたちがやりたいことを全て実現するのではなく、様々なリスクや事象を想定しながら、ルールやマニュアル等を皆さんとの対話の中で決めていきたいと考えています。

◆意見交換
参加者はグループに分かれ、「新しい施設での過ごし方や活動について想像してみよう」をテーマにそれぞれ熱心に意見を出し合いました。
人が多く集まることができる『中央広場』を使ったモルックや懐かしい映画上映、こども食堂、クリスマス会、ダンス発表、さらにはストリートピアノ、そば打ち、フルーツの木植栽など様々なアイデアが出されていました。
大原理事長からは、「自然と人が集まるような施設をめざして一緒に皆さんのアイデアを形にしていきたい」とコメントがあり、奥山町長から「皆さんで作り上げていく施設やサービスにしていきましょう」と呼びかけました。

○今後のスケジュール

お問合せ先:保健福祉課 地域福祉推進室
【電話】32-2000

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