こちら航空宇宙推進室 FILE.67

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■滑走路でスノーモービルの実証実験が行われました!
2月5日～6日、17日～18日に大樹町多目的航空公園滑走路(緑地帯)で、スノーモービルの実証実験が行われました。
これまで滑走路では夏季期間は航空宇宙関連の実験が行われていますが、冬季期間は使用されていないことが課題となっていました。その点に着目し、現在日本旅行(株)から派遣されている吉田たすくさんの発案により、開発がスタートしました。
当日はスノーモービル、そり、ゴムボートを使用したスノーラフティング、雪上スキー・スノーボードと、さまざまな実証実験を実施し、その様子はメディア2社(NHK、十勝毎日新聞)にも取り上げられました。今後は大樹町個人版ふるさと納税の魅力的な返礼品としても開発を進めていきます。

■東海大学　ハイブリッドロケット打ち上げ実験が行われました!
3月4日に東海大学の学生ロケットプロジェクトが、美成地区の農道にてハイブリッドロケットの打ち上げ実験を行いました。
東海大学は2004年から町内で実験を行っていますが、新型コロナウイルスにより活動が制約されていたこともあり、5年ぶりの打上げ実験でした。
今回は学生のロケット打ち上げ経験を得るとともに、確実な打ち上げとロケット回収後の解析により、数年後の超音速機につながる技術実証を行うことが目的でした。
天候などの影響で延期が続きましたが、最終日の4日には無事打ち上げが成功しました。
打ち上げ後9.32秒で高度416.45mまで達し、その後、パラシュートを開傘させ、射点から北東に300mの地点に落下、機体を回収しました。
今回の実験で最終目標である高度100km以上の機体開発に向けた貴重なデータを得ることができました。