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対話のまちづくりスタート「町長と語る会」

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北海道大樹町

6月12日、まちづくりを考える若手任意団体からの要請で、12人の参加をいただき「町長と語る会」を開催しました。移住者ならではのご提案、事業者や移住者、漁業者の課題解決に向けての要望など、多岐にわたって意見交換しましたので、内容を抜粋してお知らせします。

■保育環境について
意見:移住者は頼れる親が近くにいないので、病児保育や夜間保育など、子どもを預けやすく、保護者が働きやすい保育環境の充実が必要。
回答:管内では、帯広、芽室、幕別、音更のみ実施。病児・夜間保育は看護師(保育士)が常駐しなければならず、人の確保が難しい状況。
認定こども園たいきは、定員155人で、多くのお子さんを預かっており、特に0歳~2歳児までの未満児は定員を超えて預かっている状況。病児保育に限らず、延長保育などについても法人と相談しながら体制を整え対応すべき問題であるが、今現在の希望する保育をしっかり行うことを優先していきたいと考えている。

■「道の駅」の抜本的見直しについて
意見:運営方法を検討し、商品ラインナップや代謝の改善も必要。「宇宙」を前面にした大樹の特長を活かして魅力アップにつなげるべき。
リニューアル戦略に向けて、住民や専門家を巻き込んで推進チームを結成してはどうか。
回答:昨今の道の駅は多様化し、現在の運営事業者も閉塞感を感じているため、民間への移行も一つの方法として協議したい。ランキング上位の道の駅を手本にし、現施設を活用しながら魅力ある道の駅にしていくため皆さんから意見をいただきたい。7月に商工会が中心となり先進地視察を行う。施設建物見学に留まらず、運営方法や仕組みなどについても学びたいと考えている。

■空き家対策について
意見:移住者住宅が足りない状況。他市町では自治体が空き家を借り上げて貸与する取組みがあるが、町が介入し、空き家活用施策としては。
回答:所有者によって温度差があり、町として深く入り込めない部分もあるが、今後も空家登録制度を活用しHPで紹介していく。
今定例会で解体に関する補助制度が創設できたので、次は活用型の対策を行いたい。戸建てや店舗を利用したいという方の一助になり、商店街の活性化にもつながればと考えている。

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