■今年もありがとうござました
2020年9月に着任して以来、1年を振り返るのも、これで4回目になりました。毎回、広報紙の貴重な1ページを独占して自由に文章を書かせてもらっていますが、年末のご挨拶はこれが最後になります。この3月で協力隊を卒業するからです。
移住して月日を重ねていけばいくほど、自分の生活や仕事は充実度を増し、北海道に来てよかったことをつくづく実感するのですが「協力隊として大樹町のためになっているのか?」と反省することも多くあります。週末はほぼ町外にいて(それはありがたいことに呼ばれているからなのですが)肝心の書店は大樹でほとんどできていませんし、私は観光や移住、航空宇宙など地域おこしに直結したミッションを課されているわけではないので、自分の活動が、どこで誰の役に立っているかが感じにくいことも事実でした。
この複雑な気持ちを抱えたまま卒業するのは悔いが残るに違いないので、現在、3種類のパンフレットの制作とリニューアルに携わって4月の発刊を目指しています。協力隊員として、良い置き土産になればいいなと願いながら作っています。あ、大樹町を離れるというわけではありません!
ですが、協力隊としてはあともう少しです。最後までよろしくお願いします。
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