■宇宙だけじゃない!歴史あるまち「大樹」
町内には、北海道開拓以前の文化財が点在します。依田勉三が、開拓の拠点とした晩成社跡。大樹町ならではの砂金に係る資料。終戦間際に連合国軍との戦いに備えたトーチカ。
さらには、文化的な生活が始まるもっともっと前の時代の遺跡や土器、身近な生活の変化が分かる生活物品など貴重なものが多くありますが、それらの物の維持管理や保存は難しい部分が多いのが現状です。
そこで、3Dカメラを駆使して資料をデジタルデータとして保存し、「大樹デジタルミュージアム」を公開する準備を進めています。
現在は、晩成社史跡公園、旭浜のトーチカ、石坂の郷土資料館、旧図書館に保管している大樹式土器の試作公開を始めました。
今後は、ホームページでの公開も予定しています。
右記の二次元コード(本紙参照)から、テストデータをご覧いただけますので、ぜひバーチャルツアーを体験してみてください。
また、テストデータを公開し、不具合を修正していきますので、不具合を見つけた場合は、社会教育課までお知らせください。
■「教うる」は「学ぶ」の半ば
12月25日~27日、大樹小学校で毎年恒例の「冬休みチャレンジスクール」が実施されました。6人の大樹高校生がミドルティーチャーとして参加し、冬休みの宿題やドリルなど、児童の学習をサポートしました。
小学生にとっては、身近なお兄さんお姉さんから教わる機会に。高校生にとっては、小学生に教えることを通して、昔習った内容を復習するだけでなく、「人に伝えることを学べる場」となったのではないでしょうか。
次回も、小学生・高校生の参加をお待ちしています。
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