■巨大地震が来るその時のために 何が起こる?何ができる?
12月19日、旭、中島、浜大樹、更生、美成、生花、晩成地区の地震津波防災避難訓練を実施しました。
今回は北海道が実施する防災総合訓練を兼ね、会場となった歴舟コミュニティセンターには、地域住民をはじめ外国人居住者も初めて参加。総務省や北海道、企業、団体、町職員など、全地域総勢570人が参加する大規模な訓練となりました。
訓練は、午前10時に震度7の地震が発生、10時3分に太平洋沿岸中部に大津波警報が発表されたと想定。警報を受け、町から避難指示を発令、防災無線やエリアメールを受信した地域住民が迅速に避難を開始し、同時に消防・警察車両が巡回して逃げ遅れの方を指定避難所へ誘導しました。
避難完了後は、日本赤十字北海道看護大学の根本教授による防災講話、非常食の加熱実演、ダンボールベッドの組み立て、断水時の非常用トイレや防災協定自動販売機の紹介、防災用品の展示、避難所での過ごし方や救護所の対応、災害派遣福祉チームの活動紹介など、有事の際に役立つ情報を共有しました。
今回の訓練で、命を守るためには「普段からの個人の備え」と「訓練を繰り返す」ということを再確認し、避難指示が発令された際は、互いに声を掛け合い、ためらわずに一刻も早く指定避難所へ避難することが重要ということを学びました。
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