■3年半とちょっとの間ありがとうございました
広報紙での活動報告も、今回が、きりよく40回目。ついに最終回となりました。あまりにもあっというまで、横浜から北海道へ移住してきたのが3年半も前のことだなんて全く信じられません。
私が大樹町を選んだのは、ひとえに大樹町の地域おこし協力隊の自由度が高いからでした。週4日の勤務日数の中で自ら活動内容を決めて、その通りに動くことができ、副業もある程度の範囲なら認められているというような自治体は、当時ほかにはなかったと思います。
「本に関することをする」「編集や執筆をする」ということは決めていたので、街中にライブラリーを作ったり、大樹高校の図書室を全面的に見直したり、インターネット上で記事を書いて情報発信をしたり、子育て応援手帳をつくったり…思い通りのことができたと思います。正直「大樹町で何か成し遂げよう!」などと、そんな大それたことは一度も考えたことはなかったのですが、町民の皆さんの生活を少しは豊かにできたのではと自負しています。その人数は決して多くはない気がしますけれど。
どのプロジェクトも完璧にできたとは言いがたく、自己満足なのではないか、もう少しやり方があったのではないかと考えることも多かったです。私が卒業すれば続かないものばかりですし。
それにしても、大樹町で自ら進んで仕事を続けてきた3年間はこれからも住み続けるであろう北海道での重要な基盤づくりの時期になったことは間違いありません。
次はどんな形で皆さんと関わることになるか想像ができませんが、ひとまず今までありがとうございました。大変お世話になりました。そして、これからもどうぞよろしくお願い致します。
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