大樹高校では、よりよく生きるための力を身につけることを目的として、地域と協働しながら答えのない課題と向き合い、解決に向けて取り組む地域探究授業を行っています。
授業では(1)「課題」(2)「仮説」(3)「検証」(4)「まとめ」のサイクルを回すことで探究を深めていきます。今回の取材では、「検証」と「まとめ」に注目しました。
(1)「課題」
自分の関心のあること、大樹町のこと、社会のできごとから課題を見つける。
(2)「仮説」
事前調査やアンケート、実地調査を実施し、仮説を設定、検証計画を作成する。
(3)「検証」
6月19日に、これまで進めてきた検証計画などを元に、自分たちの考えを提案して意見交換をしたり、道の駅で足湯体験会をするなど、実際に行動し、検証しました。
(4)「まとめ」
7月18日に、この授業を通して自分たちが聞いたことや見たこと、検証したことを振り返り、考え方の変化や未来への提案などを発表しました。
探究成果発表会の司会も生徒自身で行っており、先生の手を借りずに発表会を進めていました。
興味深い提案が多く、見学していた2年生からは積極的に質問が出ていました。
3年生は発表後もサイクルを回して探究を続けます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>