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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ(1)

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北海道森町

■森町長 岡嶋康輔
新年あけましておめでとうございます。昨年は様々なイベントにおいてコロナ禍前と同規模の開催が実現し、町内に活気と賑わいが見られる1年でございました。行政運営においても、町民の皆様からの変わらぬご理解とご協力のおかげをもちまして、各施策を実施することができた1年間でございました。心より感謝とお礼を申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、春の「もりまち桜まつり」から始まり「夏のまつりinもり」「さわら恋来い夏まつり」「さわらふるさとまつり」「森あきあじ祭」には町内外から大勢の方々にご来場いただきました。桜まつりには森蘭航路で繋がりのある室蘭市から、特別運行便「スターマリン号」に乗船し、室蘭市民と一緒に青山市長も会場にご来場いただきました。
また、「静岡県森町」「青森県外ヶ浜町」との友好町交流事業においても、各関係団体等に所属する多くの町民の皆様にご参加いただきました。私自身も各友好町での現地イベントを訪問するなかで、これまでに積み重ねてきた友好の証と歴史を再確認するとともに、さらなる親睦を深めることが叶いました。
産業に目を向けますと、連続した猛暑日や海水温変化の影響で一次産品の生産が大きな影響を受けております。
農業では高温障害による農作物の生育不良と需給バランスの偏りが相まって、とうもろこし等が市場へ出荷できない状況が発生しました。水産業においても、昨年8月に行われたALPS処理水放出の影響により、中国等への水産物の輸出がストップし、今後最盛期を迎える噴火湾産ホタテの水揚げに関して先行きの見えない状況が続いております。
しかしながら、昨年末にスタートした「学校給食ホタテ提供事業」の拡大も他自治体に広がり始めたほか、オオズワイガニなどの大量発生を機に、直販会を漁業者自らの手で実施する流れや、さつまいも等新たな農作物の試験的な栽培と6次化の動きもございます。引き続き町のトップセールスマンとしてピンチをチャンスに変え、職員一丸となって地域産業の振興に邁進してまいります。
結びに町民の皆様の変わらぬご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

■森町議会議長 木村俊広
森町の皆様、新年あけましておめでとうございます。常日頃、議会に対しましてご指導ご協力いただいている事に心より感謝申しあげる次第でございます。
令和6年の年頭にあたりご挨拶を申し上げます。
さて、振り返りますと、私たちは4年間にも及ぶ新型コロナウイルス感染症の拡大により、今まで経験した事のない大きな影響を受けてきました。しかし、感染症法上の位置づけが、令和5年5月8日にいわゆる2類相当から5類に移行されたことなどに伴い行動制限が緩和されました。町内各地で開催された様々なイベントにおいて、関係者の皆様が以前のような姿に戻したいという、その強い意志をもって頑張っておられる姿を拝見し、大変心強く感じたところでございます。
一方、ロシアによるウクライナへの侵攻、物価・エネルギー価格の高騰、さらにはパレスチナ自治区ガザ地区での軍事衝突など、予測困難な事象によって、私たちの生活、社会経済の足元が揺らいでおりますが、議会としてこの対応策について、しっかり考えていく必要があると思っております。
また、当町の基幹産業であります農業関係ですが、今夏の記録的な猛暑により、畜産業を含めた多くの分野で大きな打撃を被りました。水産業においても、東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に伴う中国による日本産水産物の禁輸措置を受け、道内有数のホタテ生産地である当町の漁業者の皆様や水産加工・流通業者の皆様などにも深刻な影響を及ぼしております。町もこのことを踏まえ、各種対策を講じているところです。議会としても、これらを含めた諸問題に対応するため、議員一丸となってあらゆる情報を収集しながら、住民の声として反映すべき要望等を早期に実現できるよう、町に対してスピード感を持った対応と協力をしていかなければと思っております。
どうか町民の皆様の特段のご指導とご協力を切にお願い申しあげるとともに、新しい年が最良の年になりますようご祈念申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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