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全道の酪農家等が集い研修交流

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北海道天塩町

「もっと北の国から楽農交流会」(石田幸也代表)主催による酪農研修交流会が天塩町・豊富町を会場に10月6日~8日にわたり開催され全道各地の酪農家、北海道大学・帯広畜産大学の教員・学生ら総勢約80名が訪れました。6日、天塩町社会福祉会館にて高原牧場代表・高原弘雄さんによるトヨタ生産方式の概念を参考にした酪農現場の改善経緯と放牧酪農導入による経営マネジメントの手法を発表。町からは新規就農施策のほか、るもい農協天塩支所よりヘルパー制度の紹介がされました。その後、放牧酪農家・三友盛行氏(元中標津農協同組合長、北海道酪農協会副会長)による講演が行われ、自身が提唱し実践している放牧をベースにした「マイペース酪農」の概念について「放牧は経営形態の一つであると同時に哲学であり生き方である」等と説きました。7日は、豊富町の石川牧場と小川牧場で牛の状態に合わせた牛舎での飼養管理技術に関する意見交換のほか、放牧地での土壌分析が行われました。また、8日は高原牧場を会場に研修会が開催され、放牧地でライジングプレートメーター(草量計測器)を活用した数値定量的な草地管理や採取した土壌を観察し科学的な視点での分析評価について、活発に意見を交わしました。

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