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マチの話題(4月11日~ 5月10 日)

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北海道天塩町

■乙和園、惜しまれつつ閉園
町随一の桜の名所として町民に親しまれてきた、更岸地区にある乙和園が、令和4年度をもって閉園されました。この桜の起源は、この地に入植した菅野乙治氏が大正8(1919)年にエゾヤマザクラを植樹し、我が子のように育てた甲斐があって、毎年見事な花を咲かせるようになりました。乙和園の名称は、桜花に社会の平和を祈る乙治氏の願いを込めて名付けられました。その後、菅井治氏が受け継ぎ、約50本の桜の木を長年世話を続けてきましたが、一昨年体調を崩されたことから手入れをすることが困難になり、惜しまれつつ閉園することとなりました。

■人権擁護委員に委嘱
人権擁護委員は、市町村町長の推薦を受けて法務大臣から委嘱され、民間の立場から人権擁護活動に取り組んでいます。4月11日、役場庁舎にて、齋藤法務大臣からの委嘱状が黒川淳子さんに手渡されました。今回、継続して委嘱された黒川さんは、もう1人の人権擁護委員の石山二実則さんらと、こども園・保育所・小学校等で「いじめ」をテーマにした人権教室等の啓発普及活動を行っています。全国人権擁護委員連合会では人権擁護委員法が施行された日を記念して、毎年6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、この日を中心に全国的な普及活動を行っています。

■春の火災予防車両パレード
4月20日から30日まで春の全道火災予防運動期間中の4月24日、車両パレードが行われました。北留萌消防組合天塩支署の消防指令広報車を先頭に、消防車3台、危険物安全協会のタンクローリー車、パトカー、救急車等8台の隊列により町市街地を約1時間にわたって巡回し、火災予防を呼びかけました。今回の運動では、全国統一防火標語「お出かけはマスク戸締り火の用心」を念頭に「ストーブの周りに燃えやすいものを置かない」を含む4つの習慣、「火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロ等は安全装置の付いた機器を使用する」などの6つの対策を主に呼びかけました。

■園児・児童らに木育教室
4月27日、町から委託を受けて森林環境譲与税を活用した木育推進事業を行っている留萌北部森林組合が、同組合事務所前にてシイタケ植菌体験を実施しました。午前の部では認定こども園の園児13名と雄信内保育所の園児3名が、午後の部では留萌北部地域子ども発達支援センターの児童7名が参加し、同組合職員と道留萌振興局森林室のスタッフからレクチャーを受けながら、穿孔したミズナラ原木に椎茸種菌を金槌で叩いて植菌する体験を行いました。今後、木育推進事業では、夏休みにこがら児童クラブの児童を対象にした巣箱作り体験を予定しています。

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