編集後記

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♪いつも「広報てしお」をご愛読いただき有難うございます。広報担当の菅原・菅野です。
♪表紙写真のエゾユキウサギは、北海道の平野部から高山帯まで広く分布しています。ちょうど、撮影された4月中旬から5月にかけての時季、茶褐色の夏毛に生え替わり、10月以降に白い冬毛に替わります。最近の研究と実験で、どうやら夏毛と冬毛の生え変わるタイミングは昼間の日照時間の長さと気温を感知するメカニズムを有するようです。さてこのエゾユキウサギは、意外にも日本国内に生息する陸上哺乳動物では最速とされ、最高時速80kmで走ることが可能なのです。また、ウサギは脚力だけでなく聴覚もとても発達していて、最大3km先の音まで聞くことができるといわれています。野生では広い草原で暮らしているので、天敵が近づく音をすばやくキャッチし危険に気づくことができるよう、大きな耳は高性能なレーダーの役割を果たしています。また、左右の耳を別々の方向に最大270度動かして、360度全ての方向からの音を聞くことができます。このようなことから、人が知らない事件や噂などをよく聞きだしてくることを「兎耳・兎の耳」という故事ことわざが生まれたとされています。
♪今年は卯年ということもあり、力強く飛び跳ねるウサギの姿から「飛躍と向上」の象徴から、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われていることから、たとえ小さくても挑戦して躍進を目指したいものです。
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