■協力隊の任期を終えて
3年間の任期が過ぎ、9月末をもって天塩町地域おこし協力隊を退任することとなりました。着任した当時はコロナ禍の真っ只中で、まだオロロンラインの電光掲示板には札幌との往来を控えるような表示もあった頃でした。このような状況下で、町民の方々や他の自治体の協力隊と交流することがなかなか困難だったため、どのように活動していけばよいか最初は見通しが立ちにくかったのですが、徐々に制限が緩和されていくにつれて活動の機会も増えていきました。「天塩國狂言公演」や「しじみまつり」、「よみがえる思い出・天塩写真展」といった町内での行事や、札幌や本州でのPRイベントへの出展、町内の小・中・高等学校での活動など、当初想定していたよりもはるかに幅広い分野の活動に携わることができ、自身にとってたいへん貴重な経験となりました。
今後は、天塩町で地域振興に関わる活動を行っていくほか、12月に登録予定の中小企業診断士という国家資格を活かしながら道内で新規創業や事業承継のサポートを行う経験を積んでいき、将来的に天塩町の活性化・競争力向上に貢献できるようになりたいと考えています。10月からも一人の町民として第二のふるさと・天塩町で暮らしていきますので、今後ともよろしくお願いします。(野口)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>