■時代にあわせた天塩町の「スローフード」
今年6月、福祉課ふれあい係が支援してきた、20周年活動報告「天塩町スローフードの会」総会に出席させていただきました。コロナ感染症拡大を乗り越え、その役目は時代とともに変わらざるを得ないという結論に、参加者全員で同意し、次なる活動について方向を探ることとなりました。総会での活動報告スライドショーはいかにたくさんの食関連活動が行われてきたか、大変参考になりました。
総会立ち合いに加え協力隊としてこれまでの活動のなかで、天塩町らしい食材に触れる機会も多く、皆さんが多忙な日常の中で「食」について郷土を考え、暮らしているということが少しずつわかってきました。
ご存じの通り食は医食同源といって健康生活に直結しています。これまで、鍼灸施術体験会で町の皆さんと会話してきましたが、笑顔が多いのは土地のものを召し上がっているからだと感じました。海の幸、山の幸と天塩町の「食」と「笑顔」は最大の長所です。この「食」とつながることで、私自身が町民へと成長しているのはうれしい限りです。特に「よもぎ」はお灸に使う「もぐさ」の原料です。ぜひ、来年は手作り草餅のおすそわけをほおばるばかりでなく、施術関連に使ってみたいと考えています。(三國)
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