編集後記

12／15

♪いつも「広報てしお」をご愛読いただき有難うございます。広報担当の菅原・菅野です。
♪年明け早々、元日に能登半島地震が発生、翌2日には、羽田空港での事故が起き、新年冒頭から、不安で落ち着かない気持ちで過ごした方も多いのではないでしょうか。情報の伝達という観点で今回の震災では、インターネット、特にSNS上でのデマ・誤情報が多数拡散され広まり、実際の被災状況と異なる誤情報が流布された問題があります。歴史的に人間社会において災害とデマは密接に連動してきましたが、昨今ではインターネットやSNSの普及により、デマや誤情報の拡散スピードと範囲はかつてない規模で増大しています。デマは多くの場合、感情にダイレクトに訴えたり、誰かに「伝えたい」「教えたい」という欲求を刺激するような構造になっていて、恐怖・不安・怒りなどの感情によってデマは拡散されやすい傾向があるようです。また、デマの拡散はネットに限らず家族・友人・知人との直接的な会話によるものも多く、デマや誤情報の防衛のためには、身近な人からの情報であっても、直ぐに信じることを避け、慎重に客観的多角的に情報に向き合うべきなのではないでしょうか。
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※能登半島地震災害の義援金のご案内は7ページに掲載しています。
※詳しくは本紙をご覧ください。