編集後記

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♪いつも「広報てしお」をご愛読いただき有難うございます。広報担当の菅原・菅野です。
♪今月の表紙〔クマゲラ〕：皆さんは、「キツツキ」というと鳥の名前だと思われることでしょう。しかし、キツツキは、ゲラと呼ばれる鳥の総称であって「キツツキ」という名前の鳥は存在しません。日本には、このキツツキの仲間の鳥が7種類います。その中で一番大きいのが「クマゲラ」になります。全長約45cmくらいで、真黒の礼服に、真っ赤なベレー帽を頭上に乗せているような風貌で『赤い帽子をかぶったカラス』と呼ばれることもあるそうです。生息数は、本州に100羽程度、北海道に500羽程度と推定され天然記念物に指定されています。個体数も少ないうえ、生息場所も限られるため、撮影する難易度の高い野鳥と言われています。生息地と行動パターンを熟知していないとお目にかかるのは、難しいようです。今月号の表紙を飾っている「こもれびの森」のクマゲラは、撮影者の柳谷さんが撮影時に4千枚を撮り、その中の1枚を厳選しています。昨今、全国的に鉄道愛好家のうち撮影に特化した方々を「撮り鉄」と呼ばれていますが、野鳥愛好家で撮影に特化した方々を「撮り鳥・鳥撮り(とりとり)」と呼ばれているようです。
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