●木育で園児が椎茸植菌
留萌北部森林組合は、森林環境譲与税を活用した木育推進事業を町から受託しています。町では、昨年度より、地場産の木材を活用した木工作体験や森林学習などを園児・児童を対象に行ってきました。本年度の事業として5月9日、同組合事務所前にて認定こども園の園児8名が同組合員、町職員が講師・スタッフとなり椎茸植菌体験を行いました。園児は、椎茸の種菌木片を、長さ1メートルのミズナラの原木にハンマーで叩いて埋め込みました。植菌された椎茸は、約1年かけて成長し食用に適した後に、こども園に贈られる予定です。
●稚内海保部長に委嘱状交付
各公共機関委員から構成される地域防災会議は、地域防災の要となっています。稚内海上保安部・網信幸部長が天塩町防災会議委員として委嘱されました。5月17日、網部長が町役場に訪れ吉田町長より委嘱状を交付しました。網部長は「海保として自然災害が発生した際、船舶と連動したヘリコプター展開による孤立者の救出、各種人命救助等をはじめ町の防災訓練への参画など様々な活動を通じて貢献したい」と述べました。吉田町長は「いつ起こるか分からない災害に備え、防災委員になっていただき、たいへん心強い」と述べました。
●病院にタオル寄贈 赤十字奉仕団
天塩町赤十字奉仕団の草刈房子委員長ら奉仕団員4名は、5月27日、町立病院を訪れタオルを寄贈しました。寄贈されたタオルは3350枚で10名の団員が手分けして町内の家庭で不要になったバスタオルや衣類などを収集し、介護用のタオルとして使いやすい大きさと厚さになるように裁断・裁縫して製作し、仕上げました。タオルを受け取った町立病院の上田事務長は「タオルは毎日、使うものなので、たいへん有り難く、重宝しています」と感謝の言葉を述べました。同奉仕団では、この寄贈活動を約15年以上継続して行っています。
●母子寡婦会が花苗ボランティア
6月5日、天塩町母子寡婦会の会員6名が花苗のボランティア活動を行いました。「ペチュニア」「キンギョソウ」「スプレー菊」「マリーゴールド」「ベコニア」の5種類48鉢の花苗をプランター12台に植えて天塩町デイサービスセンターの玄関前に設置しました。同会では例年、桜を社会福祉協議会へ寄贈してきました。今回、同会の中村和子会長は「人生の先輩にあたるデイサービスのご利用者の皆さんに季節の花の彩りを見ていただくことで、楽しんでいただきたい」との想いでボランティアを行うこととなりました。同会ではひとり親家庭への各種支援窓口も行っています。
●鏡沼で野鳥の会「探鳥会」
公益財団法人日本野鳥の会道北支部主催によるバード・ウォッチング「探鳥会」が6月8日、鏡沼海浜公園で開催され、天塩町、中川町、幌延町、羽幌町、苫前町在住の方々13名が参加しました。鏡沼を周遊散策しながら、望遠鏡等で野鳥観察を行い「ベニマシコ」「コヨシキリ」「ノゴマ」「オオバン」などの野鳥を鑑賞しました。中川町から参加した40代の男性は「天候にも恵まれ、多彩な野鳥たちを発見することができ、また、咲き始めたハマナスの花も目にすることができて満足でした」と感想を語りました。同会支部では道北の各地で定期的に探鳥会を開催しています。
●バレー少年団 北北海道大会出場
バレーボール少年団「天塩フェニックス」男子チームが7月6日~7日の2日間、釧路市で開催される第44回全日本バレーボール小学生大会北北海道大会に留萌管内の代表として出場することになりました。6月11日、団員8名と吉田渉監督、齋藤和弘コーチ、父母会役員が役場を訪れ、吉田町長に出場報告をしました。キャプテンの吉田征叶(うきょう)さん(小学5年)は「皆で全力を出して、優勝を狙いたい」と意気込みを語り、吉田町長は「大会会場まで遠路ですが、期待しているので、頑張ってきてください」と激励の言葉を述べました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>