マチの話題(6月13日～7月10日)

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◆天高生、交通事故防止の願い
6月13日、天塩高校ボランティアクラブに所属する生徒6名が天塩警察署を訪れ、交通事故防止のための啓発運動「ひまわりの絆」プロジェクトとして、同署前の花壇でヒマワリの種まき作業を行いました。同プロジェクトは平成23年、京都府で発生した交通事故で亡くなった当時4歳の男児が育てていたヒマワリの種を引き継ぎ、各地で花を咲かせ交通事故防止を呼びかける全国運動です。当日は署員が趣旨説明を行ったあと生徒たちは、横幅約4m、縦約2mの花壇に手作業で交通事故死撲滅の願いを込めて昨年、同花壇から同運動で採取した種を植えて水をかけました。

◆信金店舗で詐欺被害防止活動
天塩警察署は、SNSを使った詐欺や特殊詐欺被害の防止に向けた取組みとして、稚内信金天塩支店の協力のもと、年金支給日の6月14日に来店者に声をかけ、詐欺被害の手口を説明するチラシと町防犯協会提供のポケットティッシュ等のグッズとともに手渡して被害防止を呼びかけました。北海道警察によると、今年1月から4月末時点でSNSを使った詐欺被害は全道で58件発生し、被害額は10億円超となっています。その手口はSNSで投資を持ちかけたり、結婚の名目でお金を騙し取ったりするもので、全道各地で被害が急増していることから、天塩署では金融機関等と連携した被害防止の啓発活動を行っています。

◆地域貢献でグラウンド整備
6月20日、天塩小学校・天塩中学校と認定こども園おひさまのグラウンドの整地作業を行ったことに対する地域貢献感謝状の贈呈式が執り行われました。感謝状を贈呈された鹿児島建設株式会社は、今年5月上旬に3箇所のグラウンドを2日間かけて整地作業を行いました。吉田町長は「町の教育施設、児童福祉施設の環境整備に多大な貢献をしていただき感謝の意を表します」と感謝の言葉を述べました。感謝状を受け取った鹿児島真代表取締役は「今後も引き続き、地域や町民のために各種、貢献していきたい」と話されました。

◆老人ク連合会・ボラ連ゴミ拾い
7月2日、天塩町老人クラブ連合会と天塩町ボランティア連絡協議会は、共同でゴミ拾いボランティア活動を行いました。70歳代から80歳代の双方の会員約20名が天塩川河川公園(6丁目)に集合し、鏡沼海浜公園までの沿道などのゴミ拾いを行い、約1時間かけて空きペットボトルや各種プラスチックゴミなどを拾い集めました。参加した70歳代の男性は「良い陽気の中、歩きまわりよい運動になりました。今週末、行われる天塩川しじみまつりには各地からたくさんの人が訪れるので、少しでもゴミの無い綺麗な状態で楽しんでもらいたい」と感想を話しました。

◆社会を明るくする運動・保護司
7月3日、第74回「社会を明るくする運動」総理大臣メッセージの伝達式が行われました。天塩地区保護司会天塩支部の鹿児島雅代支部長ら4名の保護司が役場を訪れ、吉田町長に総理大臣メッセージを読み上げ、手渡しました。「社会を明るくする運動」は、全ての国民が、犯罪や非行の防止と更正についてそれぞれの立場で力を合わせ、理解を深め、犯罪や非行の無い安全で安心な地域社会を築くための全国運動です。同保護司メンバーは、この運動の一環として、同日に天塩中学校を訪れ生徒一人一人に声をかけ、教員・生徒75名にボールペンやティッシュ等と啓発パンフを手渡しました。

◆防災備蓄品として飲料水を寄贈
防災備蓄品として飲料水を町に寄贈された菅井好文さんと飲料水メーカーの株式会社ジャパンミネラル(真狩村・長澤通代表取締役)への感謝状贈呈式が7月4日に行われ、吉田町長より感謝状が手渡されました。寄贈された飲料水は天然ミネラルウォーター500ミリリットル入・740本(約24万円相当)です。吉田町長から「保存期間15年と防災対策にたいへん有り難いです」と感謝の言葉を述べられました。今回は令和4年に続き2回目の寄贈です。以前より天塩産鮭は、孵化後、真狩村の蝦夷富士(羊蹄山)の良質な湧水により健やかに成育しています。

◆ミサイル艇「くまたか」来航
7月6日、海上自衛隊余市防備隊所属のミサイル艇「くまたか」が9年ぶりに天塩港に来航し、2日間にわたり艦艇広報を行いました。6日に行われた特別公開では、海上自衛隊乗員の案内で来場者に速射砲や艦対艦ミサイルを解説しました。2日間で町内外の親子連れ等92名が来場し、外装や操縦装置のある艦橋などを見学しました。「くまたか」は全長50メートル、排水量200トン、海水の給排水によるウォータージェット推進装置による速力は44ノット(時速約80km)で、主に日本海北部の哨戒監視・沿岸防備を担っています。

◆2大会出場の意気込みを語る
7月9日、野球少年団「天塩タイガース」の立花監督と選手12名が吉田町長のもとを訪れ、7月13～15日に旭川市で開催される「第45回スタルヒン杯争奪全道スポーツ少年団軟式野球交流大会」と、7月27～29日に札幌市で開催される「第42回ホクレン旗争奪北海道少年野球軟式野球選手権大会」への出場報告を行いました。キャプテンの宍戸皓哉さん(6年生)は「今年初の全道大会なので、これまで以上に全部の力を出しきってがんばりたい」と意気込みを語り、吉田町長は「守備の時や、負けている時こそ皆で声を出し合ってほしい。二つの大会とも頑張ってほしい、健闘を祈ります」と激励の言葉をかけました。