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協力隊通信

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北海道天塩町

■天塩産クリスマスを楽しみました
コロナ禍の2021年に協力隊に着任し、これまで遠目でしか見ることのできなかった「認定こども園おひさま」。当時から3年を過ぎた2024年12月4日、留萌振興局森林室天塩事務所主催、天塩町役場農林水産課協力による木育活動の一環として「道産トドマツのクリスマス展示・イベント」支援で私は初めて訪問することができました。解放感のある広場を駆け回る園児たちは裸足。足裏からの刺激は成長に大変重要とされている説もあり、免疫力を上げるために私も同感するところです。
クリスマスツリーの飾り付け用に用意された道産トドマツの板にプリントされたオーナメント用の「てしお仮面」の表情はそれだけでも可愛く、園児が着色したてしお仮面は個性にあふれていました。私がかつて研修を受けたイタリアのレッジョ・エミリア市における幼児教育システムのなかでは、こうした成果物もアートとしてとらえられます。「100の言葉」として、ひとりひとりの個性に着目し感性を育むのが、保護者にとどまらないマチのおとなの義務とされているのです。
翌12月5日、雪の中、役場庁舎に来てくれた園児たちは、用意されたトドマツのツリーに自分のてしお仮面オーナメントを飾りつけました。当日はたくさんのおとなたちも見学し、飾り付けや「てしお仮面」の登場に沸く園児たちを見守りました。「今だけ」「ここだけ」の感性こそが明日の天塩町をつくる原動力です。青い手袋の、てしお仮面やピンクの「天」が輝く、てしお仮面が頼もしく、また一町民として誇らしく感じました。(三國)

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