文字サイズ
自治体の皆さまへ

ゼロカーボンシティ宣言をしました!

1/22

北海道奈井江町

地球温暖化の問題は、既に世界各所で影響が出ており、ここ数年は気温の上昇や異常気象など、肌感覚でもその影響が感じられるようになってきています。この地球規模の大きな課題は、全世界、全自治体、全町民が意識して取り組まなければ、決して解決できない問題として捉え、今年3月に奈井江町でもゼロカーボンシティ宣言をしました。
奈井江町でのカーボンニュートラル(ゼロカーボン)に向けた今までの取り組みと将来への取り組みを紹介していきます。

■カーボンニュートラル(ゼロカーボン)とは?
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
令和2年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減、並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、『世界的な平均気温上昇を工業化以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(2℃目標)』『今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること』などを合意しました。
この実現に向けて、120以上の国と地域が取り組みを進めており、奈井江町も取り組みを進める宣言をしました。

■奈井江町での今までの取り組み
・防犯灯や公共施設のLED化
・ハイブリット車、低燃費車の公用車導入
・二酸化炭素の吸収源と機能する健全な森林整備
・公共施設の新築、改修工事の際、気密断熱性能に配慮
・備品の更新の際、省エネルギー型機種の採用
・カーボンオフセットのコピー用紙の使用
・地球温暖化や自然環境の保護につながる町内一斉クリーン作戦
・再生可能エネルギーの活用による使用電力量削減

■2050年に向けた奈井江町の取り組み
・新庁舎建設に合わせ、資料等のデータベース化や電子決済の導入、ファイリング化、ペーパーレス化。
・これまでの取り組みを継続し、町職員だけではなく、企業や団体、町民一人ひとりにも、取り組みが広がるよう広く行動を呼びかける。

■今日からできる!ゼロカーボンアクション
国では、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民運動を展開中です。
今日から家庭でできるゼロカーボンアクションをまとめてみました。
・省エネ家電の導入
・気候に合わせた服装、適切な室温設定
・節水・節電
・宅配サービスを一回で受け取る
・テレワーク、オンライン会議等働き方を工夫
・徒歩・自転車・公共交通機関・エコドライブで通勤
・再生エネルギー・ゼロカーボン燃料の利用
・適量の注文をし、食事を食べ残さない
・食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫
・旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活
・自宅で生ごみをコンポスター等を利用し、たい肥化
・今持っている服を長く大切に着る
・長く着られる服、環境に配慮した服をじっくり選ぶ
・マイバッグ、マイボトル、マイ箸等を使う
・物を長く大切に使うため修理や補修をする
・フリマやシェアリング等のサービスを活用
・ごみの適正な分別によるリサイクル資源回収
・脱炭素型の製品・サービスの選択
・地球温暖化への対策を行っている企業の応援
・植林やごみ拾い等の活動への参加・協力

環境のために自分ができることからはじめてみましょう!!

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU