介護予防いろいろ

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■薬を確実に飲むための工夫
高齢になると毎日のお薬を確実に服用することが難しくなる場合があります。薬を飲むことをすっかり忘れてしまい、たくさん薬が残ってしまっていたり、逆に、飲んだことを忘れて何度も飲もうとしたり…。また、手先の細やかな動作が困難になることで、シートから取り出すときや口に入れるときに落としてしまい、大事な薬が飲めていなかったということも起こりえます。
そこでお薬を確実に飲むためのちょっとした工夫をご紹介します。

(1)お薬の一包化
調剤薬局では、薬をシートから取り出して、1回分ずつ分けて(一包化して)処方してもらうことが可能です。日付や「朝・昼・夕」などの印字をしてくれるため、飲み忘れや飲みすぎ防止になります。

(2)お薬カレンダーの利用
お薬カレンダーを使用するのも効果的です。目の付く場所に貼っておくことで飲みすぎ飲み忘れを防ぎます。

(3)訪問薬剤指導の利用
医療保険や介護保険で薬剤師が自宅訪問して適切に服用できるよう指導してくれる制度があります。残薬などを調べて服薬状況を把握しその方に合った薬の飲み方について助言してもらえます。

(4)訪問看護・訪問介護・通所介護(デイサービス)
訪問看護・訪問介護・通所介護(デイサービス)利用時に声をかけてもらい確実に服用する方法もあります。

問合せ：地域包括支援センター
【電話】65-2119