2025年謹賀新年年頭のごあいさつ
■奈井江町長 三本英司
新年明けましておめでとうございます。町民の皆様には輝かしい新春を健やかに迎えられたことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、53年間、町政を支えた旧庁舎から移転し、新庁舎の供用が開始となりました。新庁舎内に、保健センター、子育て支援センター、社会福祉協議会を集約することで利便性が大きく向上し、職員一同、より質の高いサービスの提供に向け全力で取り組んでいるところです。
また、近年の地球温暖化による夏の暑さ対策がここ数年の課題でありましたが、小中学校や町立国保病院などの公共施設にエアコンを整備しました。これにより、暑さによる体調不良や不快感の軽減が図られ、利用者が快適な環境で過ごすことができ、特に子どもの学びの環境が改善され、教育の質の向上にもつながったと感じています。
10月には開町80周年式典が開催され、町外から多数の来賓にご臨席を賜り、町民の皆様とともにお祝いできましたことを大変嬉しく思います。先人たちが築き上げてきたこの町の輝かしい魅力を次の世代に継ぐ使命感を持ち、誓いを新たに町民の皆様と一丸となって町政発展のため努力してまいります。
さて、今年は、まちの総合計画である「第7期まちづくり計画」の初年度となります。計画の策定にあたり、各企業や関係団体、そして一般町民の皆様から多くの意見をいただき、その貴重な意見をしっかりと受け止め、庁内で十分に議論を重ねてまいりました。
人口減少や物価上昇といった急激な社会変動の中で、持続可能なまちづくりを実現するためには、地域の特性を踏まえ変化に柔軟に対応できる地方自治が求められます。奈井江版生涯活躍のまちの各種プロジェクトを加速させるとともに、本町が誇る人材や技術、地理的特性などの多様な資源を最大限に活用しながら、定住促進と全世代が安心して暮らせるまちづくりを着実に推進してまいります。
本年が皆さまにとって飛躍の年になりますよう心からご祈念申し上げ、新春のご挨拶とさせていただきます。
■奈井江町議会議長 森岡新二
新年明けましておめでとうございます。町民の皆様には、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、能登半島地震をはじめ、自然災害が国内各地で猛威を振るい、甚大な被害をもたらしました。被災されました皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をご祈念いたします。
さて、基幹産業である農業では、水稲は、高温障害や日照不足等の影響を受けることなく、生育も順調に推移し、収量については昨年よりも多く、ブランド米の「ゆめぴりか」の低タンパク米の出荷率は、昨年を大きく上回る結果となり、全道トップクラスと伺っているところであります。
青果物については、天候の影響を受けながらも、徹底した品質管理に努められ、生育は順調に進み、昨年より出荷量、販売額ともに増加したと伺っており、また、市場・消費者からは、品質、味ともに高く評価されているとお聞きしているところであります。これも偏に農業者の皆様や関係団体の不断の努力に心から敬意を表するところであります。
また、商工業は依然として厳しい状況下ですが、製造業をはじめとする町内企業におきましては、雇用を守り地域経済を支えて頂いておりますことに、心より感謝申し上げます。
本年は、第7期まちづくり計画がスタートします。町民の皆様とともに住み慣れた町で、安全で安心して暮らすことができるよう議員一同、行政課題にしっかりと向き合い、町政発展のために最善の努力をして参る所存でございますので、ご支援とご協力をお願い申し上げます。
この一年が町民の皆様にとって、実りある素晴らしい年となりますよう心よりお祈りし、年頭のごあいさつといたします。
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