武士川にて廃車を利用した消防訓練

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10月29日に武士川にて廃車を利用した消防訓練が行われました。この訓練は毎年行われているもので、車の事故などで、人が閉じ込められたことを想定し訓練をおこなっています、今回は、事故により1人が車の下敷きになり、1人が車内に閉じ込めた状況を想定し訓練が行われました。
消防職員が到着後、すぐに状況確認を行いながら、必要機材を準備し、状況から要救助者の救出順番を決めながら要救助者に負荷がかからないように、エアジャッキでゆっくりと車体を持ち上げ、下敷きになった要救助者を救出。
また、車に閉じ込められた要救助者を破壊器具(油圧カッターや油圧スプレッターなど)を駆使し、素早く車の扉を破壊し、要救助者を救出していました。
奥尻消防署長は「日々いろいろな状況を想定し訓練しております。もし現場で遭遇した場合は、安全確保のため消防職員の指示に従い行動をお願い致します。」と述べました。日々こういった訓練を通して町民の命が守られています。